CA EEM をインストールする際、インストール中にスクリプトによってプロンプトが表示され、以下のコマンド ライン パラメータに関する情報を収集する必要があります。
スクリプトは、以下のコマンド ライン パラメータを受け付けます。
既存のシステムのデータをバックアップする場所を指定します。
CAPKI モジュールのインストール フォルダのパスを指定します。
デフォルト: /opt/CA/SharedComponents/capki
CA Directory のインストール時は、CA EEM は以下のパラメータを使用します。 必要に応じて、パラメータを設定することができます。
重要: デフォルトのポート番号をカスタマイズする前に、他のサービスが同じポートを使用するように設定されていないことを確認してください。
DXadmind が DXmanager のリクエストをリスンするポートを指定します。 このポートは DXadmind と DXmanager の LDAP 通信に使用されます。 DXadmind は DSA を含む各ホスト上で実行されているバックグラウンド プロセスです。 DXmanager は、DSA と通信するために DXadmind を使用します。
デフォルト: 2123
dsa がリクエストのリスニングに使用するポートを指定します。
デフォルト: 509
CA Directory が SSLD サーバのリスニングに使用するポートを指定します。 SSLD サーバは、SSL と TLS の認証、および CA Directory の暗号化と復号化を処理するバックグラウンド プロセスです。
デフォルト: 21847
dsa がルータ dsa との接続に使用するポートを指定します。 ルータ DSA には、ローカル データもデータストアもなく、 他の DSA へトラフィックをルーティングすることのみが可能です。
デフォルト: 1684
CA EEM のデータストアの最大サイズを指定します。
デフォルト: 500 MB
CA Directory をインストール、管理、およびアンインストールできる非 DSA ユーザを指定します。 dxuser には、ローカル システム ユーザもネットワーク ユーザも指定することができます。
注: dxuser としてローカル システム ユーザを使用して CA Directory をインストールした場合は、アンインストール時にそのユーザは削除されます。 そのため、CA Directory のインストールに dxuser としてローカル システム ユーザを使用する場合は、そのユーザが他のプログラムを実行するように設定されていないことを確認してください。
[password] の部分に、EiamAdmin パスワードを設定します。
CA EEM サーバのインストール パスを指定します。 デフォルトは、「/opt/CA/SharedComponents/EmbeddedIAM」です。
CA Directory のインストール パスを指定します。
iGateway パスを設定します。 -iisystem のように完全修飾パスを指定する必要があります。 デフォルトは /opt/CA/SharedComponents/iTechnology です。
JAVA_HOME を設定します。 このパラメータは、デフォルトでは JAVA_HOME 環境変数のコンテンツに設定されています。$JAVA_HOME が設定されていない場合にのみ入力を要求されます。
注: java を含めずに CA EEM をインストールする場合は、javahome=none に設定する必要があります。 これは HP-UX には適用されません。
インストーラがログ情報を [ファイル名] に書き込むように指定します。デフォルトは /tmp/eiam-install.log です。
サイレント モードでインストールを実行します。 必要なパラメータがコマンド ラインで指定されていない場合、インストールは終了して適切なメッセージを出力します。 必要なパラメータがすべて指定されない限り、システムに変更は適用されません。
一時ファイルを格納するディレクトリを指定します。 デフォルトは /tmp/eiam_temp です。 これは完全修飾パスで、固有のサブディレクトリに格納されている必要があります。 このスクリプトでは、ここで指定されるディレクトリをスクリプトの完了時に削除するために、rm -rf を使用します。
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