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CA EEM でサポートされるセキュリティ モード

CA EEM では、FIPS 非準拠と FIPS のみの 2 つの操作モードをサポートします。 CA EEM の機能は、両方のモードで同じです。 これらの 2 つのモードでは、パスワードの格納や検証、CA EEM と CA SiteMinder などのその他の製品との機密データの通信に使用するアルゴリズムが異なります。

FIPS 非準拠

暗号化に FIPS に準拠していない技術を使用するモードを指します。 このモードでは、デフォルトのアルゴリズムとして MD5 を使用し、機密データの暗号化や複合化を実行します。 新規インストールやアップグレードは、常に FIPS 非準拠のモードで実行されます。 FIPS 非準拠モードでは、CA EEM サーバは CA EEM クライアントと下位互換性があります。 たとえば、CA EEM r8.4 SDK を使用して CA EEM r8.4 SP3 サーバに接続できます。

FIPS のみ

暗号化に FIPS に準拠した技術のみを使用しているモードを指します。 このモードは、FIPS 非準拠で実行しているクライアントとは互換性がありません。 FIPS のみに設定されている CA EEM r8.4 SP3 SDK クライアントは、FIPS モードで実行している CA EEM r8.4 SP3 サーバとのみ使用することができます。