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アペンダ

アペンダには、各ロガーのログ記録を制御するパラメータが含まれています。 ロガー設定ファイルには、デフォルトで以下のアペンダが含まれています。

SDK

SDK メッセージをログ ファイルにログ記録します。 ログ ファイルのファイル名を含むパスを指定します。

デフォルト: eiam.cppsdk.log

注: Windows 上の Tomcat サーバ下でアプリケーションを展開している場合、パスには左上がりスラッシュ('\')の代わりに必ず右上がりスラッシュ('/')を使ってください。 左上がりスラッシュを使うと、ログ ファイルは指定したパスではなく、Apache Tomcat フォルダに作成されます。

ネットワーク

ネットワーク コール関連のメッセージをログ ファイルにログ記録します。

デフォルト: eiam.network.cpp.log

パフォーマンス

パフォーマンス コール関連のメッセージをログ ファイルにログ記録します。

デフォルト: eiam.performance.cpp.log

コンソール

コンソールにログ メッセージを表示します。

SDK アペンダはデフォルトで有効です。 ほかのアペンダを有効にするには、それぞれのコードからコメント文字列(<!-- and -->)を削除します。

アペンダは以下の設定可能なパラメータで構成されています。

file

アペンダのログ ファイル名を指定します。

append

ログ メッセージのセットをログ ファイルに追加するかどうか指定します。 値が true の場合、ログ メッセージのセットがログ ファイルの最後のログ メッセージに追加されます。

BufferedIO

最新のログ メッセージをバッファするかどうか指定します。 値が true の場合、最新の数件のログ メッセージがログ ファイルに書き込まれる前にメモリに格納されます。 これは IO 操作を最小化し、ログ レベルが高い場合に効果があります。

: [true|false]

デフォルトfalse

注:BufferedIO のデフォルト サイズは 8 KB です。

maxFileSize

ログ ファイルの最大サイズを指定します。 ログ ファイルが最大サイズを超えると、ファイル名が log.1 の新しいログ ファイルが作成され、ログ ファイルの内容は log.1 ファイルに転送されます。 ログ ファイルには、最新のログ メッセージが含まれます。 このファイルが最大サイズを再度超えると、ファイル名が log.2 の新しいログ ファイルが作成され、log.1 の内容は log.2 ファイルに転送され、ログ ファイルの内容は log.1 ファイルに転送されます。

デフォルト: 10 MB

最小: 10 KB

最大: 2 GB

: maxFileSize の最小サイズは BufferedIO のサイズ以上でなければなりません。

maxBackupIndex

古いログの保存に使用するバックアップ ログ ファイルの最大数を指定します。 ログ ファイルの数が最大バックアップ インデックス値を超えると、最も古いログ メッセージのファイルが削除されます。

デフォルト: 1

最小: 1

最大: 12

ConversionPattern

ログ メッセージのフォーマットを指定します。 変換パターンを定義するフォーマット修飾子および変換文字を設定します。

: 変換パターンの詳細については、www.apache.org のトピック log4j を参照してください。

例: SDK アペンダ

<appender name="SDK" class="org.apache.log4j.RollingFileAppender">
<!-- The active sdk log file -->
<param name="file" value="eiam.cppsdk.log" />
<param name="append" value="true" />
<param name="BufferedIO" value="false"/>
<param name="maxFileSize" value="10000KB" />
<param name="maxBackupIndex" value="1" />
<layout class="org.apache.log4j.PatternLayout">
<!-- The log message pattern -->
<param name="ConversionPattern" value="%5p %d{ISO8601} [%t] [%c] %m%n"/>
</layout>
</appender>