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負荷分散

負荷分散は、同じネームスペース パーティションに対して動作する同じサイトのすべての DSA の間で、ルータ DSA が受信リクエストを均等に分散させる機能です。 これはパフォーマンスを改善します。

DXmanager は、同じネームスペース パーティションに対して動作する同じサイト内の DSA 間で、負荷分散を自動的にセットアップします。

DXmanager を使用しない場合は、DSA ナレッジで負荷分散を有効に設定する必要があります。 設定できる DSA フラグは以下のとおりです。

• load-share -- これによって DSA は負荷分散に参加できます。
• load-share-group -- DSA が参加している負荷分散グループを指定します。
• precedence -- DSA が作業を割り当てられる順序を指定します。

負荷分散は、サイト内で最適に動作します。

ルータ DSA は最もビジーでない負荷分散アルゴリズムを使用します。これは、各ネームスペース パーティションにサービスする DSA の順番リストを使用します。 ルータは、ビジーでないリストの中で、DSA を最優先にします。

注： DXmanager では、同じネームスペース パーティションに対して動作する DSA が異なるホスト上に存在する必要があります。 また DXmanager は、ルータと同じ領域にある DSA 間の負荷分散のみを許可します。

例： ニューヨーク サイト内の負荷分散

以下の図は、同じサイト内の 3 つのデータ DSA に接続したルータ DSA を示しています。

2 つの顧客 DSA には同じプレフィックスがあります。したがって、ルータは、それら 2 つの DSA 間でそのプレフィックスの負荷を共有します。

詳細情報：

サイトと負荷分散