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アクセス制御ルールの作成

各アクセス制御ルールは設定ファイル内のコマンドです。 DSA が開始すると、その設定ファイルを読み取り、見つけた設定を適用します。

注: CA Directory コンソールに、制御ルールを直接入力できません。

アクセス制御ルールを設定する方法

  1. アクセス制御を有効にします
  2. 以下のアクセス レベルのうち 1 つまたは複数のアクセス制御ルールを設定します。
    スーパーユーザ

    スーパーユーザは、DSA のすべてに対して、無制限の読み取りおよび更新アクセス権を持ちます。

    スーパーユーザのアクセス制御を設定するには、set super-user コマンドを使用します。

    管理ユーザ

    管理ユーザは通常、指定されたディレクトリ サブツリーの読み取りおよび更新権限を持ちます。

    管理ユーザのアクセス制御を設定するには、set admin-user コマンドを使用します。

    保護されたアイテム

    保護されたアイテムに対しては、登録ユーザおよびパブリック ユーザの権限が削除されます。

    保護されたアイテムのアクセス制御を設定するには、set protected-items コマンドを使用します。

    登録ユーザ

    登録ユーザは通常、指定されたサブツリーへの読み取りアクセス権限を持ちます。

    管理ユーザのアクセス制御を設定するには、set reg-user コマンドを使用します。

    パブリック ユーザ

    パブリック(匿名)ユーザは通常、指定されたサブツリーへの読み取り専用アクセス権限を持ちます。

    パブリック ユーザのアクセス制御を設定するには、set public-user コマンドを使用します。

  3. アクセス設定ファイルを保存します。
  4. DSA を再起動します。

詳細情報:

set admin-user コマンド - 管理者ユーザ アクセス レベル権限の設定

set super-user コマンド - スーパーユーザ アクセス レベル権限の設定

set reg-user コマンド - 登録ユーザ アクセス レベル権限の設定

set public-user コマンド - 匿名ユーザのアクセス レベルの権限の設定

set protected-items コマンド - 保護されたアイテムのアクセス レベル コントロールの設定