前のトピック: set cache-index コマンド - インデックス化する属性の指定

次のトピック: set cache-reverse コマンド - 逆インデックス化するキャッシュ済み属性の指定

set cache-index-all-except コマンド - インデックス化しない属性の指定

この新しいコマンドは、インデックス化しない属性を定義します。 これにより、メモリにロードされるインデックスの量を削減できます。

このコマンドは、インデックス化しない属性も多数指定できること以外、cache-index-all と同様に動作します。 インデックス化するすべての属性をリストで指定するより、すべての除外する属性を指定する方が簡単になることがあります。キャッシュ インデックスの場合、特に、インデックス化する属性をすべて指定しようとすると、将来的に追加される新しい属性は対応されないことがあります。

属性のインデックス化には余計にメモリが必要となるため、インデックス化する属性の数を制限することが必要になることがあります。 すべての属性をインデックス化すると DXgrid に割り当てられたメモリをすべて消費する場合、このコマンドはメモリ要件の調整に役立つことがあります。

検索ではそれらのフィルタを評価するためにインデックスが必要とされるため、属性のインデックス化が推奨されます。 また、インデックスは、更新によってターゲットにされる特定のエントリを検索するために必要とされます。 一方、属性がほとんどインデックス化されない場合でも検索が続行する場合がありますが、検索の処理に大幅に長い時間がかかることがあります。 そのため、メモリとパフォーマンスの間にトレードオフがあります。 メモリが問題とならない場合には、すべての属性をインデックス化することが最適です。

必要な数の属性をカンマで区切って指定できます。

このコマンドの形式は以下のようになります。

set cache-index-all-except = attribute-list;