CA Directory r12 SP2 が 2010 年にリリースされて以来、DXmanager には大規模な内部再構築が行われました。 現在、CA Directory のほとんどの機能およびコマンドをサポートしています。
DXmanager は、最新のリリース以降に以下の領域が強化されました。
DXmanager の中央設定が大幅に強化され、以下の CA Directory コマンド領域がサポートされるようになりました。
DXmanager で現在サポートされているコマンドの全リストは、「リファレンス ガイド」の「DXmanager で使用されるコマンド」に掲載されています。
DXmanager の旧バージョンからアップグレードする場合、設定テキスト ファイルから DXmanager に設定を移行してください。 「インストール ガイド」の「DXmanager のアップグレード」の手順に従って、慎重に計画してください。
現在 DXmanager では、Web サーバの複数の脆弱性に対応している Tomcat 6.0.32 が使用されています。
DXmanager のユーザ パスワードは、クリア テキストに格納されなくなりました。 これらは現在、SHA-512 ダイジェストを使用して保護されています。 さらにパスワードでは、UNIX の特殊文字が幅広くサポートされています。 Windows の場合、Windows インストーラ コマンド ラインの制限により、一部の特殊文字はサポートされていないままです(\n、\r、<、>、^、&、"、|、および % など)。 サポートされていない文字を入力すると、プロンプトが表示されます。
DXmanager で使用される証明書が更新されました。 さらに、DXadmind パーソナリティ証明書には、DXcertgen との競合を排除するために、それ自身のルート証明機関があります(trusted.pem)。
アプレットは正しく署名され、「未署名/署名済み Java ランタイム」および「期限切れ証明書」の警告が削除されました。
ブラウザの再起動でしか解決できなかった、DXmanager アプレットおよび GUI の安定性に関する複数の問題が処理されました。
DXwebserver の再起動でしか解決できなかった、DXmanager サーバの安定性に関する複数の問題が修正されました。
設定変更を展開する際に、DXmanager によるファイル記述子のリークは発生しなくなりました。
CA Directory は、テキストベースのファイル(.dxc)と DXmanager の両方で設定されたコマンドを許容するようになりました(サーバが起動しないのではなくアラーム)。
DXmanager の機能が拡張され、DXmanager r12 SP2 からの移行中に CA Directory アップタイムを保証するようになりました。
max-op-size のデフォルトは 200 から 10000 に増加されました。
CA Directory は LDAP ツリー削除コントロールをサポートします。
現在 CA Directory では、属性にインデックスがない場合、「イベント タイミング」が使用されます。
消費時間が 2 ミリセカンド以上の場合、イベント追跡が有効になっていれば、実質消費時間が「イベント」レポートとしてレポートされます。
また、get cache コマンドによりインデックスの詳細が表示されます。 インデックス付けされた値の数に加えて、個別の値の数、およびインデックスが検索の評価に使用された回数が表示されます。
現在、dxserver および dxadmind バイナリ用の setuid モードはオプションです。 1024 以下のポートにアクセスする必要がある場合、インストール中またはアップグレード中にこれを設定できます。
CA Directory は現在、Solaris SPARC 11 で認証されています。 サポートされているオペレーティング システムのリストについては、「Directory OS のサポート」を参照してください。
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