サポートされている OS には install_base スクリプトを使用して CA Access Control をインストールすることができます。 これは対話形式のスクリプトですが、サイレント モードでの実行も可能です。
注: install_base スクリプトを実行する前に、インストールする機能を必ず決定し、install_base コマンドを確認します。これにより、決定した機能のインストールを開始する方法を把握することができます。 また、install_base スクリプトのしくみを最初に学習することもできます。
以下の手順に従います。
ACInstallDir/bin/secons ‑sk ACInstallDir/bin/SEOS_load -u
CA Access Control をインストールするには、ルート権限が必要です。
重要: 光ディスク ドライブから HP にインストールする場合は、DVD からファイル名が正しく読み込まれていることを確認する必要があります。 ファイル名が強制的にすべて大文字の短い名前に変更されるのを防ぐために、pfs_mountd & および pfsd & コマンドを入力し、pfs_mountd、pfsd.rpc、pfs_mountd.rpc、および pfsd の 4 つのデーモンが呼び出されることを確認します。 詳細については、該当する pfs* デーモンおよびコマンドのマニュアル ページを参照してください。
install_base スクリプトを実行するには、エンド ユーザ使用許諾契約に同意する必要があります。 エンド ユーザ使用許諾契約を読んだ後、インストールを続行するには、そのファイルの最後に記述されたコマンドを入力します。 ライセンス ファイルの名前と場所を取得するには、install_base -h を実行します。
install_base スクリプトが開始されると、選択内容に基づいて、インストールに関して該当する質問に答えるよう指示されます。
注: インストール スクリプトによって適切な圧縮 tar ファイルが検出されるため、ご使用のプラットフォームに対する tar ファイル名の入力は省略できます。
これで CA Access Control のインストールは完了しましたが、CA Access Control はまだ実行されていません。
例: サイレント インストールを使用した CA Access Control r12.6 SP1 for UNIX へのアップグレード
この例は、既存の CA Access Control r8.0 SP1 エンドポイントを CA Access Control r12.6 SP1 for UNIX にアップグレードする方法を示しています。 この例では、エンドポイントへの新機能のインストールを可能にするパラメータ ファイルを使用して、CA Access Control をインストールします。
この install_base スクリプトは、サイレント モードで CA Access Control r12.6 SP1 をインストールする場合に使用します。 詳細については、「実装ガイド」を参照してください。
¥Unix¥Access-Control¥
-autocfg コマンドを使用し、カスタマイズしたパラメータ ファイルを使用するように指定します。
CA Access Control r12.6 SP1 は、指定したオプションでインストールされます。
例: パラメータ ファイル
パラメータ ファイルによって、エンドポイントに追加するソフトウェア コンポーネントを選択できます。 ネイティブ インストール モードで CA Access Control をインストールする場合、インストールを開始する前に、ファイルをカスタマイズします。 対話モードで CA Access Control をインストールする場合、インストール パラメータをファイルに抽出してから、インストール パラメータをカスタマイズできます。
以下は、パラメータ ファイルの一部分です。
# Specifies whether you want to configure PUPM Agent # Values: "yes", "no" # Default: "no" INSTALL_PUPM="yes" # Specifies whether enables KBL audit records management # Values: yes, no # Default: no ENABLE_KBL=yes
この例では、PUPM 統合をインストールするように指定しました(INSTALL_PUPM=yes)。 また、エンドポイント上でキーボード ロギングを有効にしました(ENABLE_KBL=yes)。
例: クライアントおよびサーバ パッケージおよびデフォルト機能をインストールする
以下のコマンドでは、対話形式の install_base スクリプトを開始し、すべてのデフォルト CA Access Control 機能でのクライアント パッケージおよびサーバ パッケージをインストールする方法を説明します。 インストール中には、CA Access Control のクライアントおよびサーバ パッケージのインストールに関する質問に答えるように求められます。
/dvdrom/Unix/Access‑Control/install_base
注: インストールするパッケージを指定していないので、install_base コマンドではクライアント パッケージとサーバ パッケージの両方がインストールされます。
例: STOP を有効にした状態でクライアント パッケージをカスタム ディレクトリにインストールする
以下のコマンドでは、対話形式の install_base スクリプトを開始してクライアント パッケージを /opt/CA/AC ディレクトリにインストールし、スタック オーバフロー防止機能オプションを有効にする方法を示します。
/dvdrom/Unix/Access‑Control/install_base -client -stop -d /opt/CA/AC
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