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ユーザのシステム su ユーティリティ実行の阻止

sesu ユーティリティが構成されていても、誰でも、以前と同様に、root またはユーザのパスワードを使用して、su.ORIG (名前を変更したシステム su ユーティリティ)を実行できます。 これを防止するには、PROGRAM クラスを使用して、CA Access Control の実行時に、明示的に su.ORIG の実行を阻止します。

注: CA Access Control のインストールおよび構成時に seuidpgm を使用した場合、この手順に従う必要はありません。 su は変更(su.ORIG に名前変更)されたため、実行されません。

ユーザのシステム su ユーティリティ実行の阻止方法

  1. selang の以下のコマンドを使用して、CA Access Control が名前を変更した su ユーティリティを監視するようにします。
    nr program su_dir/su.ORIG defacc(x) own(nobody)
    
  2. root としてログインし、以下のコマンドを使用して、ファイルのアクセスおよび変更時間を変更します。
    touch su_dir/su.ORIG
    

    CA Access Control は su.ORIG を監視しているため、変更が加えられた su.ORIG の実行は阻止されます。