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selang 環境

selang を使用すると、ローカル CA Access Control データベースに加えて、ネイティブ(Windows または UNIX)データベース、ローカル Policy Model データベース(PMDB)、CA Access Control がインストールされているリモート ホスト(Windows または UNIX)上のデータベース、または CA Access Control 環境設定上のデータベースを変更できます。 環境を切り替えるには、env(environment)コマンドを使用します。このコマンドはすべての環境で使用できます。

複数の環境で共通のコマンドもありますが、その場合でも、コマンドのパラメータおよび引数が異なる場合があります。 そのため、新しい環境で作業を始めるときは、必ず構文を確認してください。

注: env を使用して、コマンドのネイティブ プロパティを入力すると、そのコマンドがネイティブ環境と現在の環境の両方に入力されます。

以下の環境がサポートされています。

環境

コマンド

プロンプト

説明

Policy Model

env pmd
AC(pmd)>

selang コマンドはすべて、ローカル PMDB に対して実行されます。

ネイティブ Windows

env nt
AC(nt)>

selang コマンドはすべて、Windows データベースを変更します。

AC

env ac
AC>

selang コマンドはすべて、CA Access Control データベースに対して実行されます。

注: これがデフォルトです。

ネイティブ UNIX

env unix
AC(unix)>

selang コマンドはすべて、ローカル UNIX ホストのセキュリティ ファイルに対して実行されます。

Native

env native
AC(native)>

selang コマンドはすべて、ホストのネイティブ環境で実行されます。

リモート設定

env config
AC(config)>

selang コマンドはすべて、ホストの CA Access Control 環境設定に対して実行されます。

詳細情報:

environment コマンド - セキュリティ環境の設定

AC 環境のクラス

UNIX 環境のクラス

Windows 環境のクラス