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システム レベル メモリ

CA‑GSS には、プログラム コール(PC)ルーチン用のシステム リンケージ インデックス(LX)が 1 つ必要です。 これは、初期化時に自動的にシステムから提供されます。 CA‑GSS を再起動すると、以前に取得した LX が再利用されます。

IPL の実行後、初めて CA‑GSS を起動したときに、CSA 領域と ECSA 領域が予約されます。 これらの領域が取得されるのは、IPL 時の 1 回のみです(CA‑GSS を再起動しない限り、2 つ目の領域セットは取得されません)。 これらの領域は、次に IPL を実行するまで保持されます。 必要なストレージ量は以下のとおりです。

これらの領域は、CA‑GSS のバックグラウンド タスクで使用され、CA‑GSS サービスを使用するすべてのアドレス空間で共有されます。

CA‑GSS を再ロード(PGM=GSSLOAD、PARM=RELOAD)すると、新しい ECSA 領域が割り当てられて、古い領域は保持されます。 これにより、別のアドレス空間によって使用中の領域が解放されることはなくなります。 CA‑GSS の 3 度目のロードでは、最初のストレージが解放されて、2 度目のロードが保持されます。 保持の対象となるのは、CA‑GSS の最新の 2 つのバージョンだけです。