このセクションでは、Pax-Enhanced ESD のプロセスについて説明します。 初めて Pax-Enhanced インストールを実行する場合は、この概要を読み、全体の手順に従うことをお勧めします。 経験のある UNIX ユーザなら、この後のインストールを実行するのに「Pax-Enhanced ESD Quick Reference Guide」またはこの概要で十分です。
重要: Pax-Enhanced ESD プロセスの一環として SMP/E インストール用 pax ファイルをダウンロードするには、ESD プロセスに使用されている USS (UNIX System Services)ディレクトリへの書き込み権限が必要になります。
ユーザのサイトが z/OS UNIX System Services へのアクセスを制限し、書き込み権限がない場合は、権限を持つ個人に MVS データ セットのリストを渡し、手順 1 ~ 4 の実行を依頼します。 USS は製品の実際の SMP/E RECEIVE に必要ではありません。 ただし、残りのインストール手順は、インストールしている製品に応じて USS が必要な場合があります。 Agent Technology、Event Management、または CA Common Services に付属して出荷される Tomcat のバージョンなど、USS が必要な製品をインストールする場合、インストールを実行するには USS 権限が必要です。
Pax Enhanced ESD ファイルを使用してファイルをインストールするには、以下の手順を使用します。
注: CA Common Services ソフトウェア コンポーネントは 4 つの pax ファイルを使用してパッケージングされています。 どの pax ファイルをアップロードするかを決定するには、「概要」の章を参照してください。 アップロードする各 pax ファイルを、それ自体の USS ディレクトリに格納します。 たとえば、ESD 処理に対して作成された、"base" という名前のディレクトリを USS ファイル システム内に作成し、次に、CA Common Services base pax ファイルをこの "base" ディレクトリにアップロードします。
アップロードした各 pax ファイルに対して、以下の手順を実行します。
pax -rvf pax-file-name
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