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コマンド ラインからの ACE1 サービスのインストール

ACE1 サービスをコマンド ラインからインストールすることができます。

以下の手順に従います。

  1. コマンド ラインから、-i パラメータを指定して PslWriter.exe を実行します。 デフォルトでは、デフォルトのインスタンス(インスタンス 0)がインストールされます。
  2. 別のインスタンスをインストールするには、-x パラメータを追加して、その後にインスタンス ID を指定します。

    たとえば: PslWriter.exe -d -x17

パスワード

このセクションでは、パスワード更新ユーティリティおよび CA Business Service Insight でのパスワード暗号化について詳述します。

パスワード更新ユーティリティ

パスワード更新ユーティリティは、CA Business Service Insight サービス、CA Business Service Insight COM+ エンジン、および Oracle DB 内のパスワードを変更します。

CA Business Service Insight バージョン 8.2 では、データベース接続文字列内のパスワードが暗号化されます。 また、複数の設定ファイル内のパスワードを更新することは難しく、それらを手動で更新することは容易ではありません。

このユーティリティでは以下が実行されます。

以下のいずれかのパスワードを変更した後にプログラムを実行します。

注:

パスワード更新ユーティリティの使用

以下の手順に従います。

  1. %OG_HOME%\Utilities\PassUpdate\PassUpdate.exe からのパスワード ユーティリティを実行します。

    パスワード更新ユーティリティのダイアログ ボックスが表示されます。 すべての接続文字列名およびユーザが一覧表示されます。

  2. [データベース]タブで、上部にある[変更]ボタンをクリックしてデータ ソース(Oracle TNS 名)を変更します。 新しいデータ ソースを入力します。ユーティリティにより、すべての設定ファイル内の TNS 名が変更されます。
  3. 任意の接続文字列名の横にあるボタン(...)をクリックし、更新ダイアログ ボックスを開きます。
  4. その接続文字列の新しいパスワードおよび(または)ユーザ名を入力できます。
    1. [更新]をクリックして、ユーザ名および(または)パスワードを更新します。
  5. すべてのユーザにパスワードを適用するには、更新ダイアログ ボックスを開く前にチェック ボックス[すべてのユーザにパスワードを適用する]をクリックします。

    変更が行われると、ユーティリティによってすべてのユーザのパスワードが更新されます。

  6. Insight接続文字列。 これを SMI コンポーネント用に更新します。

[サービス]タブ内のペインに、ローカル システム以外のアカウントで実行されている CA Business Service Insight サービスがすべて表示されます。

注: このユーティリティでは、ローカル システム アカウントのパスワードは更新されません。

  1. [サービス]タブをクリックして開きます。
  2. アカウントのユーザ名およびパスワードを指定します。
  3. [パスワードの変更]をクリックします。

    パスワードがすべてのサービスに対して更新されます。 その後、ユーティリティによってサービスが再起動されます。

    注: このユーティリティでは、同時に COM+ エンジン用のパスワードも更新されます。

パスワードの非表示/暗号化

パスワードを非表示/暗号化することで、Web UIに入力したパスワードを他のユーザに見られないようにできます。

以前は、データベース接続文字列内のパスワードは Web UI でプレーン テキストとして表示することができました。 その結果、Web ページを開いた任意のユーザがパスワードを表示できていました。 パスワードを暗号化すると、それらを暗号化された形式でのみ表示することで他のユーザから「隠す」ことができるようになります。

パスワードはプレーン テキストとして表示できなくなりました。 代わりに、データベース接続文字列内のパスワードに対してパスワード プレースホルダ(${PWD})を使用します。

注: パスワード プレースホルダはハードコードされるため、ユーザが変更することはできません。

パスワードは現在、テキスト ボックスに「.」で表示されるようになり、パスワードの確認も継続して必要になります。

接続文字列ビルダによって接続文字列から自動的にパスワードが抽出されます。

パスワード暗号化は以下で使用されます。

パスワードの暗号化の場所

パスワードは以下の場所に暗号化されます。

パスワードの非表示(暗号化)

接続文字列の作成には、以下の3つの方法を使用できます。

接続文字列ビルダ

以下の手順に従います。

  1. [デザイン]-[データ取得]-[アダプタ]に移動します。
  2. [新規追加]をクリックします。

    アダプタ ウィザードが表示されます。

  3. (アスタリスク * でマークされた)必須パラメータを入力し、[次へ]をクリックして接続手順に進みます。

    接続手順ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. データベース タイプを選択します。
  5. [接続文字列の設定]をクリックします。

    データ リンク プロパティのダイアログ ボックスが表示されます。

  6. OLE DB プロバイダを選択し、[次へ]をクリックします。

    [接続]タブが表示されます。

  7. 必要な情報を入力します。
  8. [テスト接続]をクリックし、[OK]をクリックします。

接続文字列テンプレート

以下の手順に従います。

  1. [デザイン]-[データ取得]-[アダプタ]に移動します。
  2. [新規追加]をクリックします。

    アダプタ ウィザードが表示されます。

  3. (アスタリスク * でマークされた)必須パラメータを入力し、[次へ]をクリックして接続手順に進みます。

    接続手順ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. データベース タイプを選択します。

    [テンプレートから選択]をクリックします。

  5. [データ ソース テンプレート]ダイアログ ボックスが表示されます。
  6. 適切なテンプレート(Oracle)を選択し、[OK]をクリックします。

    情報が[接続文字列]テキスト ボックスおよびパスワード フィールドに表示されます。

  7. 一般的なテンプレート情報("Source=MyTNSAliasName" および "UserId=MyUsername" など)を正しい情報に置換します。
  8. パスワードおよびパスワード検証フィールドにパスワードを入力します。
  9. 接続をテストします。
接続文字列の場所

接続文字列は、CA Business Service Insight メニューの以下の場所にあります。

アダプタ

データ ロード フォーム

GUIのパスは以下のとおりです。

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