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サーバの設定
アップグレード後に、アプリケーション サーバ、Web サーバ、およびアダプタ サーバで以下のアクティビティを実行します。
アプリケーション サーバの設定
アプリケーション サーバで、以下の設定をリストされた順に実行する必要があります。 どの手順もスキップしないでください。
ここでは MSMQ キューを設定します。
以下の手順に従います。
- 各 CA Business Service Insight アプリケーション ノード マシンで、[専用キュー]ストレージ フォルダで見つかったすべてのキューを削除します。
- 以下のとおり、クラスタで動作するよう MSMQ を設定します。 (詳細については、Microsoft の Web サイトを参照してください。)
- MSTDC リソースがクラスタ化されていることを確認します。
- クラスタ アドミニストレータ プログラムを開くことにより、MSMQ リソースおよびグループ(仮想サーバ)の作成および設定を行います。
- [操作]で、[クラスタへの接続を開く]を選択します。
- [クラスタまたはサーバ名]で、アプリケーション クラスタ名を選択します。
- コンソール ツリー内で、[クラスタ グループ]をクリックします。
このセクションでは MSMQ リソースを追加します。
以下の手順に従います。
- [ファイル]-[新規]-[リソース]に移動します。
- 新しいリソース ウィザードで、[名前]に「クラスタ化 MSMQ」と入力します。
- [リソース タイプ]リスト ボックスで、[メッセージ キュー]を選択し、[次へ]をクリックします。
- [実行可能な所有者]ページで、[次へ]をクリックします。
- [依存関係]ページの利用可能なリソースの下から、タイプがネットワーク名であるリソースを選択して[追加]をクリックします。
- ディスク S(タイプが物理ディスクのリソース)を選択し、[追加]をクリックします。
- [完了]をクリックします。
このセクションでは一般リソースを追加します。
以下の手順に従います。
- 「クラスタ化 MSMQ」リソースをオンラインにします。
- コンソール ツリー内で、[クラスタ グループ]をクリックします。
- [ファイル]-[新規]-[リソース]に移動します。
新しいリソース ウィザードが開きます。
- [名前]に「クラスタ化コンピュータの管理」と入力します。
[リソースの種類]リスト ボックスが表示されます。
- [汎用アプリケーション]を選択し、[次へ]をクリックします。
[実行可能な所有者]が表示されます。
- [次へ]をクリックします。
- [依存関係]ページが表示されます。
- [利用可能なリソース]に移動し、種類が[ネットワーク名]のリソースを選択し、[追加]をクリックします。
- 「クラスタ化 MSMQ」リソースを選択し、[追加]をクリックします。
- [次へ]をクリックします。
- コマンド ラインで「mmc compmgmt.msc」と入力します。
- 現在のディレクトリで「%windir%\system32」と入力します。
- [ネットワーク名をコンピュータ名に使用する]チェック ボックスと[デスクトップとの対話をアプリケーションに許可する]チェック ボックスをオンにします。
- [次へ]をクリックしてから、[終了]をクリックします。
- 「クラスタ化コンピュータの管理」リソースをオンラインにします。
[コンピュータの管理]コンソールが表示されます。
コンピュータの管理を表示するには、コンソール セッション(セッション 0)にログオンする必要があります。 クラスタ化環境における MSMQ キューの管理には、MMCV.exe も使用できます。 詳細については、Microsoft の Web サイトを参照してください。
このセクションでは専用キューを設定します。
以下の手順に従います。
注: このプロセスは、6.1 SR3 または 6.3 SR4 からアップグレードする場合にのみ適用されます。
- 開いている[コンピュータの管理]コンソールから、[サービスとアプリケーション]-[メッセージ キュー]-[専用キュー]に移動し、以下の 4 つの専用キューを作成します。
- OG アラート
- OG アダプタ リスナ
- OG ダッシュボード
- OG 現在のステータス
- データベース内のキュー アドレスを、MSMQ クラスタ化ネットワーク アドレスに更新します。 [管理]-[プリファレンス]-[詳細]-[キュー]に移動して、CA Business Service Insight の UI からアップグレードを実行します。 [キュー]ウィンドウが表示されます。
- クラスタ アドミニストレータ プログラムを開きます。
- [操作]で、[クラスタへの接続を開く]を選択します。
- [クラスタまたはサーバ名]で、アプリケーション クラスタ名を選択します。
- コンソール ツリー内で、[グループ]をクリックします。
- [ファイル]-[新規]-[グループ]に移動します。
- 以下のグループを作成します。
- CA Business Service Insight - サービス
- CA Business Service Insight - 現在のステータス
- CA Business Service Insight - ACE1 Writer
- CA Business Service Insight - ACE2 Worker
- クラスタ グループ
- CA Business Service Insight サービス グループをクリックします。
このセクションでは、必要な内部機能リソースを CA Business Service Insight に追加します。
以下の手順に従います。
注: ほとんどのリソースは存在しますが、古いグループ名が付けられています。 グループを改訂して、新規インストールの名前と同じ名前にします。
- [ファイル]-[新規]-[リソース]に移動します。 以下のリソースを追加します。
- Oblicore - Tomcat 6
- Oblicore - ACE2 on JBoss アプリケーション サーバ
- Oblicore - アダプタ リスナ
- Oblicore - アラート
- Oblicore - ダッシュボード
- Oblicore - ログ サーバ
- CA Business Service Insight -サービス FQDN
- Oblicore - PenaltyWriter
- Oblicore - ScriptHost
- Oblicore - タスク ホスト
- CA Business Service Insight - サービス パブリック クラスタ IP
- Oblicore - ReportsScheduler
- Oblicore - Current_Status_Engine リソースを CA Business Service Insight- 現在のステータス グループに追加します。
- Oblicore - PSLWriter リソースを CA Business Service Insight-ACE1 Writer グループに追加します。
- Oblicore - Current_Status_Engine リソースを CA Business Service Insight-ACE2 Worker に追加します。
- Oblicore - PslWorker1 リソースを CA Business Service Insight - ACE2 Worker グループに追加します。
- すべてのリソースをオンラインにします。