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インストール後の作業(新規インストール時)

このセクションでは、インストール後の作業を実行する方法について説明します。

以下の手順に従います。

  1. 以下の操作を行って、選択したサービスが正しくインストールされていることを確認します。
    1. [開始]-[実行]をクリックして「services.msc」と入力します。
    2. [OK]をクリックします。

      [サービス]ウィンドウが表示されます。

    3. インストール中に選択したコンポーネントに対応するサービスが正しくインストールされたことを確認します。

      注: すべての CA Business Service Insight サービスには、名前のプレフィックスとして「Oblicore」という単語が付き、[サービス]コントロール パネルにリスト表示されます。

      注: 各サービスのサーバの場所は、「サービス名」の後に示されます。

サービス名
/ サーバ

サービスの説明

サービス カタログのモデル化

サービス レベルの計算

エンタープライズの影響度分析

ACE 移行サービス

ACE 移行サービスはバージョン 8.2 でインストールされるサービスです。 このサービスは、メトリックを ACE1 エンジンから ACE2 エンジンに割り当てるプロセスの間に到着する再計算日付リクエストを検出および設定します。

 

 

 

アダプタ リスナ
(アダプタ)

/ アプリケーション サーバ

アダプタと通信します。 このサービスは、アダプタからデータを読み取り、CA Business Service Insight データベース内に格納します。 このサービスとアダプタとの通信は、TCP/IP ソケットを介して実行されます。

いいえ

はい

いいえ

アダプタ展開
(アダプタ)

/ アプリケーション サーバ

アダプタを作成します。 このサービスは、アダプタ ウィザードからアダプタの作成、更新、または削除リクエストを受信します。 このサービスとの通信は、Web サービス インターフェースを介して実行されます。

いいえ

はい

はい

アラート
(イベント)

/ アプリケーション サーバ

システムの各部からイベントを受信します。 このサービスは、イベントのデータをシステムのアラート プロファイルのセットと比較します。 イベントがアラート プロファイルに一致する場合、サービスはアラートを生成します。 サービスはデータベース キューからイベントを受信します。

いいえ

はい

はい

現在のステータス エンジン
(ダッシュボード)

/ アプリケーション サーバ

ダッシュボード上の[現在のステータス]インジケータを計算します。

いいえ

いいえ

はい

ダッシュボード エンジン
(ダッシュボード)

/ アプリケーション サーバ

各ダッシュボード エンティティの重大度を計算します。

いいえ

いいえ

はい

ログ サーバ
(ログ)

/ アプリケーション サーバ

システムの各部からのログ メッセージをデータベースに書き込みます。

各 CA Business Service Insight コンポーネントは TCP/IP ソケットを介してログ サーバと通信し、メッセージをログに記録します。

はい

はい

はい

ペナルティ ライタ

/ アプリケーション サーバ

後方互換性を提供します。 廃止されたペナルティ ライタ機能はメトリックを使用して行われるようになりました。

いいえ

いいえ

はい

PSL Writer (PSL)

/ アプリケーション サーバ

古いメインの計算エンジン。 システム内の各契約に含まれる各メトリックのサービス レベルを計算します。

スケール アップするには、アプリケーション サーバ上に複数の PSL Writer サービスをインストールします。 その場合、通常は「PSL Writer N」というサービス名になります。N は各サービスに指定された一意の ID です。

いいえ

はい

はい

レポート スケジューラ
(レポート)

/ アプリケーション サーバ

スケジュールされたレポートを実行します。

いいえ

いいえ

はい

PSLWorker
<番号>
(ACE2)
/ アプリケーション サーバ

ACE2 メトリックに提供されるサービス レベルを計算します。

 

いいえ

はい

はい

ScriptHost

/ アプリケーション サーバ

エンジン タスクをホストします

はい

はい

はい

Oblisync on JBoss アプリケーション サーバ
(コンテンツ転送)

/ Web サーバ

[コンテンツ転送]機能の実行を有効にします。

いいえ

はい

いいえ

ACE on JBoss アプリケーション サーバ

/ アプリケーション サーバ

JEE アプリケーション サーバです。ACE2 Manager を実行します。

いいえ

はい

はい

Tomcat 6

/ アプリケーション サーバ
&
/ Web サーバ

このサービスは、Apache Tomcat 6.0.32 サーバです(http://tomcat.apache.
org)。

はい

はい

いいえ

タスク ホスト

/ アプリケーション サーバ

以下のような非同期のシステム メンテナンス操作を実行します。

  • 有効期限が切れた時点で契約のステータスを変更する
  • 不明なイベントの Raw データを分析する
  • 契約が最新かどうかを確認するインジケータを計算する。 契約を表示するときにそのデータを確認できます。
  • 「変換スクリプト」を実行する

はい

はい

はい

  1. タイム ゾーン用に選択した時間オフセット(GMT からの時間)が、タイム ゾーン名の時間オフセットの定義と一致することを確認します。 夏時間の期間の開始日と終了日を定義する場合は、選択したタイム ゾーンの国で定義されている日付を設定します。 開始日または終了日のフィールドに無効な情報が含まれる場合、システムが正しく機能せずにメトリック計算が遅延することがあります。
  2. リバース プロキシが CA Web サイトに転送するリクエストをサポートするには、プレフィックス文字列を ProxyPrefix キー値として入力します(web.config ファイルの AppSettings セクション)。 このプレフィックス文字列は、プロキシ設定で CA Web サイトにリクエストをルーティングするように設定されています。
    1. プロキシの値が正しいスペルで入力され、その前後にスラッシュがあることを確認して(例: "/prefix/")、Web サイトがリバース プロキシに正しくルーティングされるようにします。

      たとえば、CA Web サイトにマッピングされたプレフィックスが「ca」の場合、web.config ファイルを以下のように更新します。

      		<appSettings>
      		<add key="ProxyPrefix" value="/ca/" />
      		</appSettings>
      

      ProxyPrefix キーが存在しない場合やその値が空の文字列の場合、Web サイトは標準モードで動作します。

    2. プロキシ設定にヘッダを追加します。 ヘッダ キーは以下のように指定する必要があります:
      		"X-Forwarded-CA-Oblicore-Proxy"。
      

      たとえば、Oblicore Web アプリケーションのプロキシ アクセス URL が http://proxy/ca/ の場合(「ca」はプレフィックス)、web.config ファイルは以下のように更新されます。

      		<appSettings>
      		<add key="ProxyPrefix" value="/ca/" />
      		</appSettings>
      

      この更新のほかに、以下のキー名の新しいヘッダがプロキシ Web アプリケーション設定に追加されます:

      		"X-Forwarded-CA-Oblicore-Proxy"。
      

言語の選択

  1. CA Business Service Insight インターフェースの言語を選択するには、[ユーザ名(組織)]メニュー項目(「ログアウト」メニュー項目の左)にマウス カーソルを移動します。

    [設定]メニュー項目が表示されます。

  2. [設定]をクリックします。

    [ユーザ プリファレンス]ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [優先言語]オプションからインターフェース言語を選択します。
  4. [保存]をクリックします。

    メッセージが表示され、CA Business Service Insight は選択されたインターフェース言語で表示されます。 選択された言語は、ユーザが変更するまでデフォルトの言語になります。

SMILoader

SMILoader は現在のインストールに含まれていません。 インストールの完了後、ローダを手動で実行します。

以下の手順に従います。

  1. 各 CA Business Service Insight サーバ上でコマンド プロンプトを開き、C:\Inetpub\wwwroot\Oblicore\bin に移動します。
  2. SmiContentLoader.exe を実行し、画面の指示に従います。

    SMI コンテンツが自動的にロードされます。