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自由形式レポートの HTML での設計

自由形式レポートは、HTML または XML の構文を使用してフォーマットすることができます。 HTML または XML を使用すれば、見出しスタイル、フォント スタイル、およびテーブルを定義して、必要な出力を実現できます。 また、HTML または XML を使用すると、ハイパーリンクをレポートに追加することもできます。

HTML タグは、レポートを設計するために使用できます。 サポートされる HTML タグまたは XML タグには、次のものが含まれます。

• <B> 太字
• <I> 斜体
• <A href=”link”> リンク
• <Font> フォント、色、サイズ
• 自由形式レポート内で利用できる <HEADSTYLE> 定義には、次のものが含まれます。
  • 見出し行の背景色
  • 最初の列の背景色

自由形式レポートには、HTTP リンクを追加できます。 このリンクをクリックすると、URL によって参照されたページが新しいウィンドウで開きます。

• <A HREF> タグは、テーブル セルへのリンクを追加するために使用します。
• URL に対する検証はなく、また URL にはすべての引用符を含めることができます。

すべての HTML 要素は、開始アンカー タグと終了アンカー タグの間に存在する必要があります。 タグの正しい開始または終了に対する自動検査はありません。 HTML または XML の構文が正しくない場合、目的の結果は生成されません。

HTML を使用してレポートを設計する方法

1. ［お気に入り］-［自由形式レポート］-［クエリ］を選択して、関連するタグを入力します。

   例：

   'select '<a href=http://www.oblicore.com>'||Ticket_Id||'</a>' as "Ticket Id", 
   decode(Severity,'Critical','<i><font color=black>Critical</font></i>','<font color=black>'|| as Severity 
   <font color=black>'||to_char(t.open_time,'dd/mm/yy hh24:mi')||</font>'"Open Time",... 
   

2. パラメータで、タグの <ContainsHTML>1<ContainsHTML> を追加します。 たとえば、以下のようになります。

   <custom>
   		<ContainsHTML>1</ContainsHTML>
   		<headstyle>
   			<titlerow bgcolor="azure"/>
   			<firstcolumn bgcolor="99cccc"/>
   

3. ［保存］をクリックします。

   ［レポートは正常に更新されました］ダイアログ ボックスが表示されます。

4. HTML または XML の変更を表示するためにレポートを生成します。

重要： ［パラメータ］に <ContainsHTML>1<ContainsHTML> タグを追加することは必須です。 この追加を行わないと、マークアップはレポート内にテキストとして表示されます。