ビジネス ロジック スクリプティングの段階には、以下の手順の実行が含まれています。
設計フェーズで定義された計算の要件に基づいて計算式を作成します。 定義された計算式はすべて、契約メトリック内のさまざまな組み合わせにおいて、それぞれビジネス ロジック モジュールとして使用するための一意の計算式です。
たとえば、契約で平均のチケット解決時間を計算するために 3 つのメトリックを保持しており、各チケットの優先度に対して 1 つのメトリックがある場合は、チケットの解決時間を計算するために 1 つの計算式が開発され、その計算式のパラメータとしてチケットの優先度を備えています。 この計算式は 1 回テストされ、1 つのモジュールとして定義され、関連するすべてのメトリックに割り当てられます。
計算式が正しく、エラーがないように定義されており、計算の結果が予想どおりになることを確認するために、テストが実行されます。 テストの一部として、極端な限界のケース、および境界条件がすべて含まれていることが重要です。 ビジネス ロジック スコープは、テストの目的のために計算式が実行される範囲です。 計算式は、最初に定義されたときに全体がテストされます。 その後、すべてのメトリック対していったん、1 つのモジュールとして適用されます。スコープ内で、少なくとも 1 回は各メトリックを実行し、イベントを受信すること(つまり登録が正しいこと)、および適切な結果が生成されることを確認することが重要です。
各モジュールは一意のビジネス ロジックの計算であり、パラメータの定義を使用して、関連するすべてのメトリックに適用されます。 モジュールを定義するときに、モジュールを完全にテストし、詳しく文書化する、つまりモジュールが何を行うのか(計算の説明)、どのパラメータが要求されるのか(名前、意味、使用など)を文書化することが重要です。
定義された契約内の各メトリックについて、対象のビジネス ロジック モジュールに対して 1 つのリンクを定義する必要があります。 このリンクはビジネス ロジック スコープ内で実行し、リンクが正しく実装されていること、および登録が正しく機能していることを確認する必要があります。これらのことを確認するには、対象のイベントを受け取り、予想どおりの結果になることを確認します。
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