DatasourceInterface セクションは、接続を指定する属性およびアダプタとデータ ソース間の接続タイプを指定する属性で構成されます。 インターフェースにはファイルと SQL の 2 種類があります。 2 つの主な違いは、ファイルにはファイル収集が必要であり、SQL にはクエリ収集が必要なことです。
DataSourceInterface セクションでは、アダプタがソース ファイルを管理する方法(オリジナル ファイルがアダプタ用にのみ作成されている場合にファイルを削除するかどうか、またほかの目的で使用するためにデータを保持するかどうかなど)も定義します。
ファイル アダプタでは、ASCII ファイルの読み取りおよび解析を行うため、ファイル インターフェースを以下の図のように使用します。 以下のように値を選択して設定します。
DataSource Interface ノード下のファイル セクションはデータ ソースとの接続に関連します。 以下の属性を設定します。
注: このセクションは SQL アダプタでは異なります。
ファイルがアダプタ用にのみ作成されており、処理後に削除することができる場合は、「yes」に設定します。 これを行うとファイルの名前が変更され、処理後に削除されます。
「no」に設定した場合、ファイルがコピーされ、コピーされたファイルで処理が行われます。 このファイルに新規レコードが追加された場合、アダプタは次のサイクル中にこれらの新規レコードをワーク ファイルにコピーします。 このファイルに新規レコードが追加されていない場合、アダプタは、現在のファイルと同じパターンおよび名前(辞書式順序)を持つ次のファイルを検索します。 アダプタはそのようなファイルを検出した場合、そのファイルで作業を進めます。 新規レコードが追加されても、アダプタは前のファイルに戻りません。
ファイルを追加する際にソース ファイルの完全性を維持する必要がある場合は「no」を選択します。
この例ではワイルドカード文字「*」を使用し、属性値は「ServerData*.csv」となります。 (アダプタは、ServerData から名前が始まり、拡張子が .csv であるすべてのファイルを読み取ります。)
重要: 確実にファイルを並べ替えて正しい順序で 1 つも飛ばさずに処理するために、日付および時間をファイル名の最後に YYYYMMDD-HHMISS の形式を追加することをお勧めします。 曜日ごとに作成されている複数のファイルがある場合にも、時間の部分を追加できます。
この例のデータ ソース ファイルは CSV(カンマ区切り)ファイルです。 このようなファイルを解析する最も簡単な方法は、区切り文字としてカンマを指定することです。
解析に利用可能なその他のメソッドは以下のとおりです。
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