実装ガイド › 実装 › データ収集(データ ソース エキスパート) › アダプタおよび変換の設定方法 › ファイル アダプタのケース スタディ › 設定ファイルの General セクション
設定ファイルの General セクション
- MajorVersion And MinorVersion: デフォルトではアプリケーション バージョンに設定する必要があります。
- WorkingDirectoryName(オプション): アダプタ出力ファイル(データ ソース制御、変換、送信)のデフォルト パスを指定します。 このケースでは「output」と設定したため、アダプタのメイン フォルダ下にこのフォルダが作成されます。
以下のインジケータは、アダプタがレコードを読み取り、変換する方法を制御します。
- RunOnce: 「yes」に設定するとアダプタが 1 回実行され、利用可能なデータをすべて読み取ってから停止します。
- DataSourceDifferenceFromUTC: UTC と(協定世界時、常にオフセット時間がゼロである。 GMT に同じ)データ ソースのタイム ゾーンとの差を示します。 データ ソースのタイム ゾーンは、時間フィールドが指定されているタイム ゾーンです。 この属性は、アダプタがすべての日付を UTC に標準化するために必要です。 すべての日付を UTC にするとアプリケーションに柔軟性を持たせることができ、ユーザ要件に応じて時間を表示することができます。 以下の属性は、入力から UTC へ時間フィールドを変換する方法の詳細をアダプタに提供します。
- DefaultOffset: 夏時間でない場合の UTC からのオフセット。 このケースでは、中央ヨーロッパ時間(CET)であるため「1」を設定します。
- TimeFormat: 夏時間の詳細(次に詳述)を解析する形式。 CA Business Service Insight 形式の仕様では「%d/%m/%Y %H:%M:%S」と設定しますが、ヨーロッパの時間形式は「dd/mm/yyyy hh:mi:ss」です。
- DayLightSaving: データ ソース タイム ゾーンの 1 期間の夏時間期間。 このエレメントはオプションで(選択しない場合は夏時間がないという意味です)、1 回以上存在することができます(夏時間期間の入力ごとに 1 回)。 いくつかのエレメントが存在する場合は、必ず時間を並べ替え基準にし、各期間はオーバラップしないようにします。 通常は、アダプタを設定する際にこのエレメントを数年先まで指定します。 このケースでは例として 1 年のみ設定します。
- From: 期間の開始日。 上記の時間形式セット「25/03/2007 02:00:00」を使用して指定します。
- To: 期間の終了日付。 上記の時間形式セット「28/10/2007 03:00:00」を使用して指定します。
- Shift: 夏時間期間内の DefaultOffset に追加された時間シフト。 指定した 2 つの日付の間の夏時間期間中は時間が 1 時間進むため、「1」と入力します。