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実装 - 概要

実装段階の概要

この章では、プロジェクトの実装段階の背後にあるプロセスおよび推論について説明します。 上記の図に示すように、設計段階の後に実装段階が続き、その後にインストール段階および展開段階が続きます。

実装段階の目的は、設計段階で定義された、CA Business Service Insight システムのすべての項目およびオブジェクトの実際の作成を契約マネージャが完了できるようにすることです。 実装段階では、チームは完全な展開およびインストールに向けてシステムを準備する必要があります。

この段階を開始するには、設計段階をすべて完了し、必要な目標をすべて考慮して、正しく定義しておく必要があります。 設計段階が正しく完了していないか、または、すべての契約、メトリック、アダプタなどが明確に定義されていない場合、システムに関する問題が発生したり、実装段階で実装する必要のあるデータが欠落したりします。 設計レビューが終了しない限り、実装段階を開始しないでください。

また、システムのインストールおよび展開に進む前に、実装段階を正しく完了することも重要です。 品質レビューが終了しない限り、次の段階には進まないでください。

設定プロセスには、以下の手順を実行する契約マネージャが関与します。

データ ソース エキスパートは、アダプタ設定およびデータ ソースとの統合を行う必要があります。 また、データ ソース エキスパートは、リソース変換手順を実行し、データ ソース構造を CA システム内に定義されたエンティティにリンクする必要があります。 この手順は全工程を通じて重要であり、契約マネージャの指導が必要になる場合もあります。

これに加えて、ビジネス ロジック エキスパートは、設計段階からの計画に従って、すべてのメトリックのビジネス ロジックを作成する必要があります。 これには、期待される計算機能性を実現するために、必要なすべてのモジュールの作成および関連パラメータの設定が含まれる場合もあります。

上記のすべてのポイントについて、この章の各セクションでさらに詳しく説明します。

注: この段階での不適切な選択は CA Business Service Insight の運用に悪影響を及ぼす可能性があり、後の段階での変更が困難または不可能になる場合があることに留意することが、契約マネージャにとって重要です。

以下の図は、全体的な論理ワークフローを示します。

実装段階 - ロジック フロー