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要件収集セッション(すべての役割)
要件収集セッションは CA Business Service Insight の実装で最初に重要な手順で、実装に関与する主要人員はすべて参加する必要があります。
このセッションに必要な情報を提供する者は、SLA ビジネス ロジック、現在の SLA 管理法、SLA 用に作成されるレポートの種類、将来予想されるフル レポート要件の内容など、選ばれた SLA に精通している必要があります。
以下の者が参加する必要があります。
- サービス カタログ マネージャ
- 契約マネージャ
- データ ソース エキスパート
- ビジネス ロジック/スクリプトのエキスパート
- 選択された SLA に精通している他の関連スタッフ
- プロジェクト マネージャ(指定された場合)
CA の推奨事項は以下のとおりです。
- 選択された SLA の確認中に生じる可能性のある不明瞭な定義について、決定が下せる人物がいることを保証するのは重要です。
- この会議に先立って、実装チームがこのプロジェクト用に選択された SLA のコピーを受け取ることをお勧めします。 出席者は、選択された SLA に関連するデータ ソースすべてに精通し、それらのデータ ダンプを提供することができ、必要に応じてその内部構造を説明できる必要があります。
計画セッションの主目標は、次の項目を定義し指定することです。
- 計画された作業の範囲
- 成功基準
- 関連するすべての当事者の役割および責任
- 実装プロセスおよびスケジュール
- 必要なハードウェア/ソフトウェアの要件
これは次のものによって実行されます。
- 実装で使用される SLA の確認
- 選択された SLA 内の各目的の「ビジネス ロジック」の確認
- 選択された SLA に関連するレポート、アラートおよびダッシュボード要件の確認
- 実装で使用される関係データ ソースの確認
- 関連するインフラストラクチャ トポロジの確認
- 関連するデータ ソースから関連データ ダンプを収集
- 鍵となる人物とその責任の確認
- 実装の継続期間、レビュー会議、Q&A プロセスなどについてのコミュニケーション パスの定義
- 実装のプロセスおよびスケジュールの確認
- 業務の現状、すなわち、これらの SLA の管理方法や不足物の確認
- 実装の成功条件の定義
- 必要なハードウェア/ソフトウェア要件の定義
- 実装スケジュールの定義