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契約

コンテンツ転送では、ステータスが有効、無効、および保留中の契約の転送がサポートされています。 コンテンツ転送ウィザードでは、転送可能な契約として、ステータスが暫定またはアーカイブ済みの契約は表示されません。

さまざまな契約のステータス、およびそれらが転送されるかどうかについて、以下の表に示します。

契約ステータス

転送されるかどうか

暫定

いいえ

有効

はい

無効

はい

保留中

はい

アーカイブ

いいえ

契約データは、ソース環境で作成されたバージョンに基づいて転送されます。 ステータスが有効、無効、および保留中のバージョンのみが転送されます。 暫定およびキャンセル済みのバージョンは転送されません。

さまざまな契約バージョンのステータス、およびそれらが転送されるかどうかについて、以下の表に示します。

契約バージョンのステータス

転送されるかどうか

暫定

いいえ

有効

はい

無効

はい

保留中

はい

ステータスがキャンセル済みのバージョンは転送されないため、転送が完了すると、1 つの契約について、ソース環境とローカル環境で複数のバージョンが存在することがあります。 ただし、転送されたバージョンについては、同一とみなすことができます。 次の例は、ソース環境で 3 つのバージョンを持つ契約が作成され、ローカル環境に転送された場合の結果を示しています。

ソース

メッセージ数(ローカル)

バージョン #

ステータス

バージョン #

ステータス

1

無効

1

無効

2

キャンセル済み

 

 

3

有効

2

有効

ただし、契約の転送によってローカル環境にキャンセル済みのバージョンが出現することがないわけではありません。 上記の例で、ソース環境内で新しいバージョン(#4)が続いて作成されると、ローカル環境の有効なバージョン(#2)がキャンセルされ、以下のような結果になります。

ソース

メッセージ数(ローカル)

バージョン #

ステータス

バージョン #

ステータス

1

無効

1

無効

2

キャンセル済み

 

 

3

キャンセル済み

2

キャンセル済み

4

有効

3

有効