UNIX を使用した .iso イメージ ファイルのマウント

多くの UNIX プラットフォームでは、一部のプラットフォーム DVD デバイス ドライバに含まれている DVD エミュレーションを通して .iso イメージ ファイルを直接使用できます。 Linux システムでは、.iso ファイル システム ドライバにマウントすることによって .iso イメージを使用できます。

UNIX を使用して .iso イメージ ファイルをマウントするには、コマンド プロンプトを開いて以下のようなコマンドを発行します。

mount -t .iso9660 -o ro,loop,dev filename.iso /mnt/CAcd

このコマンドにより、.iso イメージ ファイル(filename.iso)が /mnt/CAcd マウント ポイントにマウントされます。これにより、/mnt/CAcd ディレクトリを通して DVD の内容にアクセスできるようになります。

DVD への .iso イメージ ファイルの書き込み

.iso イメージ ファイルは DVD イメージになっていて、元になった DVD の正確なバイナリ コピーが含まれています。 プラットフォームに応じて、これらのファイルから CA 製品の DVD を作成することも、元の形式でそのまま使用することもできます。

CA 製品の DVD を再作成するには、DVD ライターおよびマスタリング ソフトウェアが必要です。 DVD 作成アプリケーションのほとんどは、フォーマット済み .iso イメージ ファイルを受け付けて、その ISO イメージのコンテンツを DVD へ書き込めるようになっています。 この手順では、CA 製品 DVD の正確なコピーを作成します。

: DVD に .iso イメージ ファイルを書き込む方法の詳細については、DVD ライターに付属しているドキュメントを参照してください。

: Windows および WinZip はいずれも .iso ファイル形式を認識しません。 Windows でインストール ファイルへアクセスするには、DVD ライターを使用して、.iso イメージ ファイルを記録した DVD を作成するか、または .iso イメージ ファイルの抽出プログラムとして IsoBuster や Undisker のようなサードパーティ ソフトウェア プログラムを使用する必要があります。 DVD を作成しない場合は、.iso 抽出プログラムを使用して .iso イメージ ファイルをローカル ファイル システムに抽出します。