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uxconsole -ldap — Active Directory での LDAP クエリの実行

UNIX で有効

このコマンドを使用して、LDAP がインストールされていない UNAB エンドポイントから、Active Directory 上で LDAP クエリを実行します。 ldapsearch ユーティリティの代わりに、このコマンドを使用します。 このコマンドは、UNAB インストールのトラブルシューティングに使用できます。たとえば、Active Directory に使用するコンテナを問い合わせることができます。

重要: このコマンドを使用する前に、Ticket Granting Ticket (TGT)があることを確認してください。 コマンド uxconsole -krb を使用して、TGT を取得できます。

注: LDAP フィルタは RFC 2254 に準拠する必要があります。

このコマンドの形式は以下のようになります。

uxconsole -ldap -search [-d DC] [-p port] [-b base] [-s scope] [filter [attributes]]
-search

検索オプションを指定します

-d DC

問い合わせるドメイン コントローラを指定します

-p port

使用する LDAP ポートを指定します

-b base

検索ベースを指定します

-s scope

検索範囲を指定します

デフォルト: sub

filter [attributes]

使用するフィルタおよび属性を指定します

注: フィルタを指定しない場合、'(objectClass=*) が使用されます。 属性を指定しない場合、select all オプション('*')が使用されます。

例: DSE の表示

以下の例は、DSE の表示方法を示しています。

./uxconsole -ldap -search '(&(objectClass=user) (objectCategory=user) )'