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サーバ コンポーネント アップグレードの既知の問題

このセクションでは、サーバ コンポーネント(エンタープライズ管理サーバ、CA Access Control エンドポイント管理、および Enterprise Reporting)のアップグレードの既知の問題について説明します。

CA Access Control エンタープライズ管理 インストール ディレクトリがリンクである場合にアップグレードが失敗する

Solaris に該当

CA Access Control エンタープライズ管理 のアップグレード時に、インストール ディレクトリが実際のインストール ディレクトリではなく本当のディレクトリへのリンクである場合、アップグレードは失敗します。 たとえば、リンクされたディレクトリが /opt/CA で、実際のインストール ディレクトリが /work/CA である場合などです。

この問題を回避するには、アップグレード前に、/etc/seos.ini ファイルの SEOSPATH トークン値を実際のパスではなくリンクされたパスを示すように変更します。

たとえば、以下が CA Access Control のインストール ディレクトリのフルパス名だとします。

SEOSPATH=/work/CA/AccessControlServer/APMS/AccessControl

以下のように、リンクされたパスを示すように SEOSPATH を変更します。

SEOSPATH=/opt/CA/AccessControlServer/APMS/AccessControl