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サーバ コンポーネントのインストールに関する考慮事項

このセクションでは、サーバ コンポーネント(エンタープライズ管理サーバ、CA Access Control エンドポイント管理 および Enterprise Reporting)をインストールする際に考慮する必要がある項目について説明します。

CA Access Control エンタープライズ管理 ポルトガル語(ブラジル)版およびスペイン語版が Microsoft Windows Server 2003 上でサポートされない

Windows Server 2003 に該当

現在、エンタープライズ管理サーバのポルトガル語(ブラジル)版およびスペイン語版を Microsoft Windows Server 2003 上にインストールすることはできません。

管理者名の特殊文字

Windows で有効

管理アカウント ユーザ名に特殊文字を使用することはできません。 例: '-' 文字。

サポートされている JDK および JBoss のバージョン

CA Access Control Premium Edition Third Party Components DVD 上に、サポートされている JDK および JBoss のバージョンがあります。

前提条件キット インストーラの考慮事項

CA Access Control エンタープライズ管理 の DVD を挿入するように要求された後で、前提条件キット インストーラ ユーティリティを使用してメディアから CA Access Control エンタープライズ管理 をインストールする際、続行するには[完了]を選択する必要があります。 さらに、DVD を挿入した際に表示された ProductExplorer のウィンドウを閉じなければならない場合があります。

サーバ コンポーネントのインストールにはスーパーユーザのアカウントが必要

CA Access Control サーバ コンポーネント(エンドポイント管理およびエンタープライズ管理など)のいずれかをインストールするには、スーパーユーザ(UNIX では root、Windows では Administrator グループ)としてログインする必要があります。

Java が見つからない場合、インストール時に RDBMS 接続が失敗する

CA Access Control エンタープライズ管理 のインストール時に、CA Access Control エンタープライズ管理 が RDBMS への接続を試みると、接続障害が発生する場合があります。この原因として、java.exe が見つからなかったことが挙げられます。

java.exe のフル パス名がシステムの PATH 環境変数に指定されていることを確認してください。

エンタープライズ管理サーバ インストールがインストール パス中のスペースをサポートしない

UNIX に該当

エンタープライズ管理サーバをインストールするとき、インストール パス中にスペースを入れないでください。

別のドメインの Active Directory を使用できるように CA Access Control エンタープライズ管理 をセットアップ

使用する Active Directory が CA Access Control エンタープライズ管理 をインストールしたドメイン外にある場合、ホストの TCP/IP 設定を変更する必要があります。

別のドメインの Active Directory を使用できるように CA Access Control エンタープライズ管理 をセットアップする方法

Windows 側

  1. [スタート]-[設定]-[コントロール パネル]-[ネットワーク接続]を選択します。

    [ネットワーク接続]ウィンドウが開きます。

  2. アクティブなネットワーク接続を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。

    [全般]タブが開いた状態で、[プロパティ]ダイアログ ボックスが開きます。

  3. [Internet Protocol(TCP/IP)]を選択して、[プロパティ]をクリックします。

    [Internet Protocol(TCP/IP) のプロパティ]ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. Click Advanced and click the DNS tab in the open dialog.kakko [詳細設定]をクリックし、開いたダイアログ ボックスで[DNS]タブをクリックします。

    [TCP/IP 詳細設定]ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. [追加]をクリックして、Active Directory があるドメインの DNS サーバの IP アドレスを入力します。
  6. [以下の DNS サフィックスを順に追加する]を選択し、[追加]をクリックして、サフィックスを追加します。

    [TCP/IP ドメイン サフィックス]ダイアログ ボックスが表示されます。

  7. ドメイン サフィックスを入力します。

    例:company.com

  8. 開いているすべてのダイアログ ボックスで[OK]をクリックして変更内容を確認し、終了します。

UNIX の場合

Active Directory が存在するドメインの DNS サーバ名が正しい値に設定されていることを確認します。

DNS ドメイン名を検証するには、/etc/resolv.conf ファイルを開いてドメインが適切な値に設定されていることを確認します。

Active Directory の管理者アカウントを使用した CA Access Control エンタープライズ管理 へのログイン

Active Directory が CA Access Control エンタープライズ管理 のユーザ ストアである場合、組み込みの superadmin アカウントではなく、インストール時に指定した Active Directory のアカウントを使用して、CA Access Control エンタープライズ管理 にログインする必要があります。 Active Directory をユーザ ストアに使用する場合、superadmin アカウントにはシステム マネージャの管理ロールは割り当てられず、このアカウントを使用して CA Access Control エンタープライズ管理 を管理することはできません。

CA Access Control エンドポイント管理 インストール手順が CA Access Control の両方に該当

「実装ガイド」の「CA Access Control エンドポイント管理 のインストール」の章で説明されている CA Access Control エンドポイント管理 のインストール手順は、CA Access Control Premium Edition と CA Access Control の両方に該当します。 CA Access Control エンドポイント管理 をインストールする CA Access Control Premium Edition 以外のユーザはこれらの手順に従い、プレミアムではないサーバの DVD を使用する必要があります。

ポート番号 8080 への CA Access Control エンドポイント管理 のショートカット

デフォルトでは、CA Access Control エンドポイント管理 インストーラはショートカットをポート番号 8080 に設定します。 デフォルト設定を変更するには、CA Access Control エンドポイント管理 インストーラを、ProductExplorer からではなく CA Access Control Premium Edition のDVD から直接実行する必要があります。

以下のコマンド ラインを使用して、CA Access Control エンドポイント管理 をインストールする際に使用するポートを定義します。

install_EM.exe -DJBOSS_PORT=<18080>

または、インストール後に、CA Access Control エンドポイント管理 のショートカットを編集して別のポートを指定できます。

CA User Activity Reporting Module では trusted SSL 接続のみサポートされる

CA User Activity Reporting Module サーバの接続設定を定義する際に、SSL 接続設定を定義します。 CA User Activity Reporting Module では SSL 以外の接続をサポートしません。

注: CA User Activity Reporting Module との統合については、「実装ガイド」を参照してください。

CA Access Control エンタープライズ管理 から CA User Activity Reporting Module レポートを表示するには特殊なサブスクリプションが必要

CA Access Control エンタープライズ管理 インターフェースから CA User Activity Reporting Module レポートを表示するには、特殊なサブスクリプション更新を CA User Activity Reporting Module サーバに適用します。

サブスクリプション更新の適用方法

  1. CA User Activity Reporting Module で、[管理]タブ、[サービス]サブタブをクリックし、[サブスクリプション モジュール]を選択します。
  2. 以下の RSS フィード URL を指定します。
    http://securityupdates.ca.com/CA-ELM/r12/OpenAPI/RSSFeed.xml
    
  3. すべてのモジュールをダウンロードし、CA User Activity Reporting Module へ適用します。

    これで、CA User Activity Reporting Module レポートを CA Access Control エンタープライズ管理 から表示できるようになります。

CA Access Control エンタープライズ管理 およびレポート ポータル コンピュータのシステム時刻の同期

レポート ポータルを CA Access Control エンタープライズ管理 とは別のコンピュータにインストールする場合、コンピュータのシステム時刻を同期する必要があります。 システム時刻を同期しない場合、CA Access Control エンタープライズ管理 が生成するレポートのステータスが保留または循環のままになります。

スーパーユーザ以外ではインストールが失敗する

いずれかの CA Access Control サーバ コンポーネント(エンドポイント管理およびエンタープライズ管理など)をアンインストールするには、スーパーユーザ(UNIX では root、Windows では Administrator)としてログインする必要があります。 スーパーユーザとしてログインしていなければ、アンインストールは失敗します。