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uxconsole が Active Directory サイトを検出する方法

Active Directory に UNAB エンドポイントを登録するとき、デフォルトでは、uxconsole ユーティリティは最も近い Active Directory サイトを検出し、このサイトのドメイン コントローラ(DC)とのみ通信します。

以下のプロセスでは、uxconsole がどのように最も近い Active Directory サイトを検出するかについて説明します。

  1. UNAB エンドポイントは、以下の形式で、SRV(サービス)レコードについて DNS にクエリします。

    _ldap._tcp.dc._msdcs.domainName

    DNS は、ドメインにある DC のレコードを返します。

  2. エンドポイントは、以前のクエリで返された DC にバインドおよび認証することにより、Active Directory にアクセスします。

    注: エンドポイントは返される DC のいずれにもバインドできます。

  3. エンドポイントは LDAP クエリを使用して、エンドポイントが存在するサイトを Active Directory で検索します。 クエリは以下のフィルタを使用します。

    たとえば、「(&(DnsDomain=example.company.com)(ntver=6.00))」のようなフィルタを使用します。

    DC は、エンドポイントが存在するサイトの名前を返します。

    注: DC はエンドポイント IP アドレスを使用して、エンドポイントが存在するサイトを決定します。

  4. エンドポイントは、以下の形式で、SRV レコードについて DNS にクエリします。

    _ldap._tcp.LocalSiteName._sites.dc._msdcs.domainName.

    DNS は、エンドポイントが存在するサイトにある DC のレコードを返します。 エンドポイントはこのサイトの DC とのみ通信します。

詳細情報:

Active Directory サイト サポート