DEVICE クラスの各レコードは、Windows の[コントロール パネル]-[デバイス]に表示される Windows のハードウェア デバイスを定義します。
DEVICE クラス レコードのキーは、制御されるデバイスの名前です。
以下の定義では、このクラス レコードに含まれるプロパティについて説明します。 ほとんどのプロパティは変更可能で、selang インターフェースまたは管理インターフェースを使用して操作することができます。 変更できないプロパティには、「情報のみ」と記載されます。
デバイスの起動方法(また、いつ起動するか)を定義します。 以下のオプションがあります。
システムの起動中にデバイスを自動的に起動します。
システムが起動するたびに、他のデバイスの起動前にデバイスを起動します。 このオプションは、システムの動作に不可欠な、重要なデバイスに対して設定してください。
ユーザがデバイスを起動できないようにします。 disabled でデバイスを無効にしても、システムによるデバイスの起動は可能です。
ユーザまたは依存関係にあるデバイスによるデバイスの起動を許可します。
システムが起動するたびに、Boot デバイスの起動後にデバイスを起動します。 このオプションは、システムの動作に不可欠な、重要なデバイスに対して設定してください。
このプロパティを変更するには、chres コマンドまたは editres コマンドで starttype パラメータを使用します。
現在のサービスの状態を変更します。 オプションには、started、stopped、および paused があります。
このプロパティを変更するには、chres コマンドまたは editres コマンドで status パラメータを使用します。
指定したデバイスの完全修飾パスです。
ユーザのプロファイルへのパスを指定する文字列です。 この文字列には、ローカルの絶対パスまたは UNC パスを含めることができます。
このプロパティを変更するには、chusr コマンド、editusr コマンド、または newusr コマンドで profile パラメータを使用します。
例: モデムのアクティブ化
モデムの状態を表示するには、以下の selang コマンドを入力します。
showres DEVICE modem
モデムをアクティブにするには、以下のコマンドを入力します。
chres device modem status(started)
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