AC 環境で有効
get devcalc コマンドは、ポリシー偏差の計算結果が格納されたポリシー偏差データ ファイル(deviation.dat)から情報を取得し、1 つ以上の DMS データベースに送信します。 データ ファイルが存在するように、start devcalc コマンドを先に発行しておく必要があります。
ポリシー レポートまたはホスト レポートを作成するときに、偏差計算結果を含めるように指定することができます。 指定すると、レポート ユーティリティがこのコマンドを発行します。
重要: 偏差計算では、ネイティブ ルールが適用されるかどうかはチェックされません。 データベースからオブジェクト(ユーザまたはオブジェクト属性、ユーザまたはリソース権限、あるいは実際のユーザまたはリソース)を削除するルールも無視されます。 たとえば、偏差計算では、以下のルールが適用されるかどうかは確認できません。
rr SUDO admCommand
注: ポリシー偏差データ ファイルと拡張ポリシー レポートの詳細については、「エンタープライズ管理ガイド」を参照してください。
get devcalc コマンドを実行するには、使用コンピュータに対する端末アクセス権限と DEVCALC サブ管理クラスに対する読み取りアクセス権限が必要です。
このコマンドの形式は以下のようになります。
get devcalc [params("offset=number")]
(オプション)ポリシー偏差データ ファイルから多数の行を取得するときに使用するオフセットを定義します。 get devcalc コマンドでは、一度の要求に対して最大行数(max_lines_request 環境設定で設定される)しか返すことができません。 ファイルの行数がこれより多い場合、このコマンドは、返す最終行を示すオフセット データを返します。
例: ポリシー偏差データの取得
次の例では、max_lines_request が 10 に設定されている場合に、get devcalc コマンドを使用してポリシー偏差データ ファイルから情報を取得する方法を示しています。 最初のコマンドでは先頭の 10 行、2 度目のコマンドではその次の 10 行が出力から取得されます。
AC> get devcalc
(localhost)
DEVCALC 'deviation' のデータ
----------------------------------------------
DATA : DATE, Mon Mar 20 11:22:15 2006
POLICYSTART, myPolicy#01
DIFF, (FILE), (file1), (*), (*)
DIFF, (FILE), (file2), (*), (*)
DIFF, (FILE), (file3), (*), (*)
DIFF, (FILE), (file4), (*), (*)
DIFF, (FILE), (file5), (*), (*)
DIFF, (FILE), (file6), (*), (*)
DIFF, (FILE), (file7), (*), (*)
OFFSET : 11
AC> get devcalc params("offset=11")
(localhost)
DEVCALC 'deviation' のデータ
----------------------------------------------
DATA : DIFF, (FILE), (file8), (*), (*)
DIFF, (FILE), (file9), (*), (*)
DIFF, (FILE), (file10), (*), (*)
DIFF, (FILE), (file11), (*), (*)
DIFF, (FILE), (file12), (*), (*)
DIFF, (FILE), (file13), (*), (*)
DIFF, (FILE), (file14), (*), (*)
DIFF, (FILE), (file15), (*), (*)
DIFF, (FILE), (file16), (*), (*)
DIFF, (FILE), (file17), (*), (*)
OFFSET : 21
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