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フィルタ メカニズム

PMDB では、次のように特定のサブスクライバ端末を選択して更新できます。 サブスクライバ端末にどのレコードを送信するかを定義するには、pmd.ini ファイルで filter トークンにフィルタ ファイルを指定します。 このように設定すると、フィルタ ファイルを通過したレコードのみが更新情報としてサブスクライバ端末に送信されます。

フィルタ ファイルは、各行に 6 つのフィールドを持つ複数の行で構成されます。 フィールドには以下の情報が含まれます。

どのフィールドでも、アスタリスクを使用して「可能なすべての値」を指定することができます。同じレコードが複数の行に該当する場合は、最初の該当する行が使用されます。

フィルタ ファイルの各行では、フィールドをスペースで区切ります。 フィールドに複数の値がある場合は、値をセミコロンで区切ります。 「#」で始まる行はコメント行とみなされます。 空白行は使用できません。 フィルタ ファイルの行の例を次に示します。

CREATE

AC

USER

*

FULL‑NAME;OBJ_TYPE

NOPASS

アクセス
形式

環境

クラス

レコード名
(* = すべての名前)

properties

処理方法

たとえば、この行を指定したファイルの名前が TTY1_FILTER で、Policy Model TTY1 の pmd.ini ファイルにフィルタとして filter=/opt/CA/AccessControl /TTY1_FILTER を指定したとします。 Policy Model TTY1 は、FULL_NAME および OBJ_TYPE(管理者、監査担当者など)プロパティを持つの新規 CA Access Control ユーザを作成するレコードを送信しません。 アスタリスクは「すべての名前」を意味します。

各アクセス値に関連する selang のコマンドを以下に示します。

アクセス

selang のコマンド

AUTHORIZE_DELETE

authorize‑

AUTHORIZE_MODIFY

authorize

CREATE

newres、newusr、newgrp、newfile

DELETE

rmres, rmusr, rmgrp, rmfile, join‑ (UNIX)

DEPLOY

deploy

EDIT

editres、editusr、editgrp、editfile

FILESCAN

search

GET

get devcalc

JOIN_DELETE

join-

JOIN_MODIFY

join

MODIFY

chres、chusr、chgrp、chfile、join(UNIX)

READ

list

START

start devcalc

UNDEPLOY

deploy- (undeploy)

CA Access Control はルールを検証しません。したがって、ルールに無効な値を入力すると、そのルールは更新トランザクションと一致しません。