UNIX で該当
secons ユーティリティは、システムの動作に関する CA Access Control 実行時の統計情報を表示します。 この情報を使用して、ネットワーク接続要求、監査およびエラー ログ キューのサイズ、キャッシュされたテーブルのサイズ、データベースのサイズ、およびデータベースの各部分のレコード数を把握できます。
このコマンドの形式は以下のようになります。
secons -i
実行時の統計情報をフォーマットされたテキストで表示します。
例: 実行時データの表示
以下の例は、secons -i コマンドの出力を示しています。
Runtime Statistics:
‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑
INet statistics:
Requests denied : 0
Requests granted : 17
Errors found : 0
Queues size:
Audit log: 0
Error log: 0
Cached tables info:
ACEE handles : 11
Protected clients : 0
Trusted programs : 77
Untrusted programs: 3
Database info: (Record count & first free ID)
Classes : 235 ( CID 0x00f0 )
Properties : 4829 ( PID 0x1346 )
Objects : 842 ( OID 0x0000035a )
PropVals : 4109 ( N/A )
上記の出力の各行について、以下で説明します。
INet statistics:
Requests denied : 0
Requests granted : 17
Errors found : 0
CA Access Control によって実行されたネットワーク アクセス認証に関する統計情報を表示します。 ネットワーク要求の認証時に拒否された要求、許可された要求、および検出されたエラーの数がまとめて表示されます。
Queues size:
Audit log: 0
Error log: 0
CA Access Control では、ファイルをロックした状態でログが作成されるため、特定のイベントをメモリ内に保持し、後でログ ファイルに書き込むことが可能です。 これらの値が 10 を超えると、エラーが発生してのログ機能が正常に機能しなくなる場合があります。
Cached tables info:
ACEE handles : 11
Protected clients : 0
Trusted programs : 77
Untrusted programs: 3
CA Access Control が使用する、キャッシュされたテーブルのサイズに関する以下の情報を表示します。
Database info: (Record count & first free ID)
Classes : 235 ( CID 0x00f0 )
Properties : 4829 ( PID 0x1346 )
Objects : 842 ( OID 0x0000035a )
PropVals : 4109 ( N/A )
データベースのサイズ、およびデータベースの各部に含まれるレコード数についての全般的な情報です。
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