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CA Access Control のクラスタ環境用へのカスタマイズ

クラスタ環境で CA Access Control を使用するには、クラスタの各ノードに CA Access Control をインストールする必要があります。 各ノードの共通リソース用に一連の同じルール(クォーラム ディスク、またはネットワーク インターセプトを使用している場合はネットワーク)を定義します。

CA Access Control では、CA Access Control がクラスタ環境で実行されているかどうかを検出できます。 CA Access Control により、クラスタに別のクラスタの内部通信用ネットワーク アダプタがあることが検出された場合、これらのネットワーク アダプタのネットワーク インターセプトは無効になります。 クラスタを企業内の他のネットワークに接続するネットワーク インターフェースについては、ネットワーク インターセプトは通常どおり機能します。

注: クラスタで、クラスタ内部通信用およびネットワークの他の部分との通信用の両方に同じネットワーク インターフェースが使用されている場合、この機能は有効になりません。

2 つのノードがあると仮定します。

NODE1 と NODE2 の間の通信はクラスタ内部ネットワーク用の IP アドレスを使用して行われるため、ネットワーク インターセプトは、これらのノード間で接続が行われることを妨げません。

NODE1 または NODE2 で外部ネットワーク IP アドレスを使用して接続が行われる場合、ネットワーク インターセプトは CA Access Control のルールで定義したとおりに機能します。

さらに、クラスタの IP アドレス「192.168.0.3」に対して接続が行われた場合、ネットワーク インターセプトは CA Access Control で定義したとおりに機能します。