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対称暗号化方式の変更

CA Access Control コンポーネント間の通信を保護する対称暗号化は、暗号化ライブラリによって実装されます。 暗号化ライブラリの変更によって対称暗号方式を変更するには、sechkey ユーティリティを使用します。

sechkey パラメータを使用するには ADMIN 属性が必要です。

注: CA Access Control が FIPS 専用モードで実行されている場合、対称暗号化方式を変更することはできません。 crypto セクションの fips_only 構成トークンの値が 1 の場合、CA Access Control は FIPS のみのモードで動作します。 この制限によって、暗号化方式が FIPS 準拠でない暗号化方式に変更されるのを防ぐことができます。

重要: 通信の問題を回避するには、CA Access Control コンポーネントを実行するすべてのコンピュータ上で同じ暗号方式を使用します。

対象暗号方式を変更する方法

  1. CA Access Control を停止します。

    CA Access Control エンタープライズ管理サーバ上の暗号化設定を変更している場合は、CA Access Control Web サービスも停止します。

  2. sechkey ユーティリティを使用して、対称暗号方式を変更します。
  3. CA Access Control を起動します。

    CA Access Control エンタープライズ管理サーバ上の暗号化設定を変更している場合は、CA Access Control Web サービスも起動します。

    CA Access Control が起動し、新しい暗号方式を使用して通信を暗号化します。

例: 対称暗号方式を 3DES に変更

以下のコマンドは、対称暗号方式を 3DES に変更します。

sechkey -m -sym tripledes

注: sechkey ユーティリティの詳細については「リファレンス ガイド」を参照してください。

詳細情報:

sechkey ユーティリティ - 対称暗号化方式の変更