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CA Access Control が監査ログに書き込む監査イベントの定義

CA Access Control では、アクセスの成功と失敗を監査ログに書き込みます。 CA Access Control が監査ログに書き込むアクセス イベントを定義するには、監査対象のリソースまたはアクセサの AUDIT プロパティの値を変更します。 また、CA Access Control では、この方法で、すべてのトレース イベントを監査ログに記録するように指定することもできます。

AUDIT プロパティを使用して CA Access Control が監査ログに書き込む監査イベントを指定します。 selang または CA Access Control エンドポイント管理 を使用して、以下のようにしてリソースおよびアクセサに AUDIT プロパティを設定します。

AUDIT の値

CA Access Control がログに記録する内容

適用可能なオブジェクト

FAIL

アクセスの失敗

ユーザおよびリソース

SUCCESS

アクセスの成功

ユーザおよびリソース

LOGINFAIL

ログインの失敗

ユーザ

LOGINSUCCESS

ログインの成功

ユーザ

ALL

FAIL、SUCCESS、LOGINFAIL、LOGINSUCCESS、および INTERACTIVE に相当

ユーザおよびリソース

TRACE

ALL およびすべてのシステム イベントに相当

ユーザ

INTERACTIVE

UNIX コンピュータ上のユーザ セッション

ユーザ

NONE

ログへの記録を行わない

ユーザおよびリソース

注: ユーザの監査プロパティが設定されていない場合、グループまたはプロファイル グループの AUDIT 値により、CA Access Control でユーザに対して使用される監査モードに影響が及ぶ可能性があります。