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レポート サービス コンポーネント
レポート サービスは、以下のコア コンポーネントで構成されています。
- レポート エージェント は、CA Access Control または UNAB の各エンドポイント上で実行される Windows サービスまたは UNIX デーモンで、配布サーバ上にある設定されたメッセージ キューのキューに情報を送信します。
- メッセージ キューは、配布サーバのコンポーネントの 1 つで、レポート エージェントが送信するエンドポイント情報を受信するように設定されています。 レポート用に、メッセージ キューにより、中央データベースとの間で、エンドポイント データベースのスナップショットの双方向の転送が行われます。 冗長性およびフェールオーバを実現するために、複数の配布サーバを使用して情報の収集および転送を行うことができます。
- 中央データベースは、レポートなどの CA Access Control エンタープライズ管理 機能の情報を保持するリレーショナル データベース管理システム(RDBMS)です。 さまざまなツールを使用することで、データベースに格納された CA Access Control 実装に関するデータを問い合わせて取得できます。
- レポート ポータルは、CA Access Control レポートを提供するアプリケーション サーバです。 このサーバでは、BusinessObjects InfoView ポータルを使用することで、中央データベースに格納されたレポート情報を対話式で操作できるようにしています。
- CA Access Control エンタープライズ管理 サーバは、メッセージ キューからレポート データを読み取り、中央データベースにデータを格納します。
- 一般的なレポート シナリオ用に、データを簡単に表示できるレポートが組み込まれています。
- Web ブラウザを実行して、レポートの表示と管理を行うコンピュータ。
注: CA Access Control レポート サービスの実装およびアーキテクチャの詳細については、「実装ガイド」を参照してください。