実装ガイド › CA Access Control r12.0 SP1 の CA Access Control r12.5 へのアップグレード › r12.0 SP1 からのアップグレード › メッセージ ルーティングの設定方法 › メッセージのルーティング設定

メッセージのルーティング設定

配布サーバおよび CA Access Control エンタープライズ管理 上でメッセージ キューを設定し、メッセージ キューのルーティングを設定した後で、配布サーバおよび CA Access Control エンタープライズ管理 上でメッセージ ルートをセットアップする必要があります。

例： 配布サーバ上でのメッセージ ルートのセットアップ

この例では、配布サーバ上でのメッセージ ルート設定のセットアップ方法について説明します。 CA Access Control エンドポイントからのメッセージを CA Access Control エンタープライズ管理 上のメッセージ キューにルーティングするため、配布サーバと CA Access Control エンタープライズ管理 の間にルートをセットアップします。 組織内の配布サーバごとに、この手順を完了します。

1. 配布サーバで、routes.conf ファイルを編集できる形で開きます。 このファイルはデフォルトで以下のディレクトリにあります（DistServerInstallDir は、配布サーバをインストールしたディレクトリです）。

   DistServerInstallDir/MessageQueue/tibco/ems/bin
   

2. 以下のエントリを追加します。

   [ENTM-NAME]
   

   url          = ENTM-URL
   

   ssl_verify_host = disabled
   

   ssl_verify_hostname = disabled
   

   ENTM-NAME

   CA Access Control エンタープライズ管理 コンピュータの短縮名を定義します。

   ENTM_URL

   CA Access Control エンタープライズ管理 の URL を定義します。

3. ファイルを保存します。
4. CA Access Control メッセージ キュー サービスを再起動します。

例： CA Access Control エンタープライズ管理 でのメッセージ ルートのセットアップ

この例では、CA Access Control エンタープライズ管理 上でのメッセージ ルート設定のセットアップ方法について説明します。 CA Access Control エンタープライズ管理 から配布サーバへ、配布サーバからエンドポイントへメッセージを送信するために、CA Access Control エンタープライズ管理 と配布サーバの間にルートをセットアップします。

1. CA Access Control エンタープライズ管理 で、routes.conf ファイルを開きます。 このファイルはデフォルトで以下のディレクトリにあります（ACServerInstallDir は、CA Access Control エンタープライズ管理 をインストールしたディレクトリです）。

   ACServerInstallDir/MessageQueue/tibco/ems/bin
   

2. 以下のエントリを追加します。

   [DS-NAME]
   

   url          = DS-URL
   

   ssl_verify_host = disabled
   

   ssl_verify_hostname = disabled
   

   DS_NAME

   配布サーバの短縮名を定義します。

   DS_URL

   配布サーバの URL を定義します。

3. ファイルを保存します。
4. CA Access Control メッセージ キュー サービスを再起動します。

注： メッセージ ルーティングの詳細については、「TIBCO Enterprise Message Server User's Guide」を参照してください。