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基本構成
- 2 台のサーバで、同一レベルのサービス パックとホット フィックスがインストールされた Windows Server 2003 または 2008 が稼働している
- すべての IP アドレスが静的に割り当てられている(マスタ サーバまたはレプリカ サーバで DHCP によって割り当てられた IP アドレスはサポートされていません)
- 保護対象のサーバがドメイン コントローラまたは DNS サーバではない
- 両方のサーバが同じ Active Directory フォレストに属しており、同じドメインまたは信頼できるドメインのメンバである
Microsoft SharePoint Sever の環境設定の要件
CA ARCserve HA for Microsoft SharePoint Server 2007 スタンドアロンまたはファームの展開のシステム要件は以下のとおりです。
- 2 台のサーバ(実稼働サーバとスタンバイ サーバ)が用意され、一部の高度な機能で必要なため、Microsoft SQL 2005 SP1 以降および SQL 2005 Analysis Services SP1 以降が両方のサーバにインストールされている。
- 両方のサーバの SQL バージョンが同じであり、同一のサービス パックとホット フィックスが適用されている。
- 両方のサーバに同一の SQL Server インスタンス(デフォルトまたは指定)がインストールされている。
- 両方のサーバの SharePoint のバージョンが同じであり、同一のサービス パックとホット フィックスが適用されている。
- データベース ファイルの置かれたドライブのドライブ文字が、両方のサーバで同一である。
- 各インスタンスのデフォルト システム データベースの完全パスが、両方のサーバで同一である。
- SQL インスタンスのネットワーク設定の TCP/IP プロパティで定義されたポートが静的に割り当てられており、マスタ サーバとレプリカ サーバで同一であることを確認する。
- SQL Server 2005 Express Edition と共に SharePoint をインストールする場合、マスタおよびレプリカの両方のサーバの SQL インスタンス(OfficeServers)に対して TCP/IP プロトコルを有効にする。
- サーバに対して ODBC 接続が行われている場合、それらのクライアントがすべて定義されたポートを使用して接続していることを確認する。
- シナリオを実行する前に、レプリカ サーバで SQL DB を停止する。
スタンドアロン SharePoint Server では、ローカル サービス アカウントがデフォルトで以下のアカウントで設定されています。
- Office SharePoint Search Server のサービス アカウント
- Windows SharePoint Services ヘルプ検索のサービス アカウントおよびコンテンツ データベース アカウント
ただし、SharePoint HA シナリオを作成する前に、サーバの全体管理 Web サイトでドメイン ユーザ アカウントでアカウントを再設定することを強くお勧めします。
注: ネットワーク サービスでこれらのアカウントを設定しないようにしてください。フェールオーバ後にサービスが正常に機能しなくなる可能性があります。
Microsoft SharePoint の展開の要件
現時点では、CA ARCserve RHA for Microsoft SharePoint Server 2007 では以下の一般的な SharePoint の展開がサポートされています。
スタンドアロン
- インストール タイプ: スタンドアロン
- すべてのコンポーネント(Web フロント エンド、アプリケーション、データベース)が単一のサーバにある
- 他のサーバを追加してサーバ ファームを作成することはできない
- SharePoint データベースは、ローカルの SQL Server 2005 Express Edition である
サーバ ファーム(オールインワン)
- インストール タイプ: 完全
- すべてのコンポーネント(Web フロント エンド、アプリケーション、データベース)が単一のサーバにある
- このサーバ ファームに他のサーバを追加できる
- SharePoint データベースは、ローカルの SQL Server 2005/2008 である
サーバ ファーム(分散)
- インストール タイプ:
- WFE サーバ: Web フロント エンド
- アプリケーション サーバ: 完全
- 各コンポーネント(Web フロント エンド、アプリケーション、またはデータベース)を専用のサーバに配置可能(典型的な中規模ファームでは、WFE とアプリケーションの役割に対して 1 台、データベースの役割に対して 1 台、合計 2 台のサーバで構成される)
- すべてのサーバ(Web フロント エンドおよびアプリケーション)を SharePoint レプリケーション/ハイ アベイラビリティ シナリオによって保護できる
- このサーバ ファームに他のサーバを追加できる
- SharePoint データベースは、ローカルまたはリモートの SQL Server 2005/2008 である
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