この機能を利用可能にするには、マスタ ディレクトリを選択する必要があります。 各マスタ ルート ディレクトリに対して、各関連レプリカ上にレプリカ ルート ディレクトリを定義する必要があります。
重要: リモート ルート ディレクトリの UNC パス(¥¥server¥share)には、以下の制限事項があります。 このパスの種類は、リアルタイム レプリケーションのソース(マスタ上の)としてはサポートされていません。 ただし、リアルタイムでレプリケートされるデータのターゲットにはできます。つまり、レプリカ上でデータの保存先として使用することはできます。 この場合、ルート ディレクトリは ACL レプリケーションもサポートできます。
注: ディレクトリの参照は、エンジンが選択したサーバにインストールされ、動作している場合にのみ可能です。
レプリカ ルート ディレクトリを選択する方法
重要: シナリオ作成ウィザードは自動的にレプリカ ルート ディレクトリをマスタ ルート ディレクトリと同じに設定します。 この設定を保持する場合、レプリカ サーバとマスタ サーバのドライブ文字が同じであり、レプリカ上で選択したディレクトリに保存するデータが含まれていないことを確認してください。
注: マネージャへのログインに使用したユーザ認証情報がレプリカ上のエンジンの操作に必要な認証情報と異なる場合、[ユーザ認証情報]ダイアログ ボックスが表示され、選択したレプリカ用のログオン アカウントの詳細を入力するように求められます。
CA ARCserve RHA はレプリカ サーバに接続し、[レプリカ ディレクトリの参照と選択]ダイアログ ボックスを開きます。
[レプリカ ディレクトリの参照と選択]ダイアログ ボックスにレプリカ サーバのディレクトリ リストを表示します。
注: レプリカ ルート ディレクトリは、実際に存在する必要はありません。 ディレクトリ名を入力する際は、Windows の標準命名規則を使用したエントリを選択します。レプリケーションが開始すると、CA ARCserve RHA によってそのディレクトリが作成されます。