CA ARCserve Backup Agent for Virtual Machines は、vSphere と呼ばれる VMware Virtual Infrastructure の最新バージョンと統合します。 この機能を使用すると、vSphere 環境内の VM(Virtual Machine、仮想マシン)を保護することができます (たとえば、ESX Server 4.0 システムや vCenter Server 4.0 システムに存在する VM)。 エージェントでは、VMware Virtual Consolidated Backup Framework(VCB)1.5 Update 1 以降、および VMware Virtual Disk Development Kit(VDDK)1.1 以降を使用した VM の保護が容易になります。
VDDK により、VM ディスクをバックアップ プロキシ システムにエクスポートすることなく、ESX Server システム上のディスクにリモートでアクセスできるようになります。 VDDK と統合すると、VM のバックアップで VCB Framework を使用するアプローチの代替アプローチが実現できます。 このアプローチを使用できるのは、ESX Server 4.0 システム、ESX Server 3.5 システム、vCenter 4.0 システム、および VirtualCenter Server 2.5 システムのみです。
VMware Virtual Disk Development Kit は、仮想ストレージ システムの作成、管理、およびアクセスを行うための API と管理ツールのコレクションです。 VMware VDDK は、Windows および Linux OS の x86 および x64 バージョンでサポートされています。
VDDK を使用する主な利点は、以下のとおりです。
注: [ファイル レベル リストアを許可する]オプションが指定された raw (フル VM) バックアップを処理する際、CA ARCserve Backup では、バックアップ プロキシ システム上のディスクおよびファイル システムのメタデータに対応するセクタが保存されます。
注: ESX Server の最新バージョンは、VMware vSphere 4.0 Update 1 です。 VMware vCenter Server の最新バージョンは、VMware vCenter Server 4.0 Update 1 です。
VM 環境の保護で使用できるアプローチは、以下の 2 つです。
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