SQL08X/WG/D/W/S/E: Microsoft SQL Server データベース アプライアンス - インストール リファレンス
各 SQL08y アプライアンスは、以下の汎用的な Windows Server アプライアンスをベース クラスとして使用して構築されます。
- SQL08X - WIN03S
- SQL08WG - WIN03S
- SQL08D - WIN0364DC
- SQL08W - WIN0364DC
- SQL08S - WIN0364DC
- SQL08E - WIN0364DC
まず、以下の説明に従って、Windows Server アプライアンスの WIN03y を作成します。
注: 以下の手順では、WIN03y の「y」というプレースホルダは、アプライアンス/アプリケーションのベースになる Windows エディションを表します(「S」は Standard、「DC」は DataCenter を意味します)。 SQL08y の「y」というプレースホルダは、アプライアンスのベースになる SQL エディションを表します(「X」は Express、「WG」は Workgroup、「D」は Developer、「W」は Web、「S」は Standard、「E」は Enterprise を意味します)。
Windows Server アプライアンス WIN03y を作成し、SQL08y アプライアンスを使用可能な状態に準備する方法
- WIN03y のインスタンスが含まれるアプリケーションを作成し、インスタンス(以下、シングルトンと呼びます)をブランチ化します。
- アプライアンスの作成プロセスをスピードアップするには、シングルトンのデフォルト リソースを cpu=1 および memory=1G に設定します。
- アプリケーション エディタでシングルトンを選択します。
- [アプライアンス]メニューで[リソース]を選択します。
- 上に示したようにデフォルト リソースを変更します。
- WIN03y ブート ボリュームのサイズを 8 GB に変更します。
- クラスを編集し、外部インターフェースを有効にします。
- アプリケーション エディタでシングルトンを選択します。
- [アプライアンス]メニューで[境界の変更]を選択します。
- [インターフェース]タブを選択します。
- [Raw インターフェース]の[外部インターフェース]チェック ボックスをオンにします。
- クラスを編集し、必須プレースホルダ ボリューム(名前: data。D:¥ にマウント)を追加します。
- プレースホルダ ボリュームとして一時的に使用するアプリケーション ボリュームを作成します(ファイルシステム: ntfs03。サイズ:6 GB)。
- AppLogic GUI を使用して、アプリケーションを起動し、シングルトンのグラフィック コンソールを開きます([アプリケーション]タブでアプリケーションを選択し、ページの上部にある[ログイン](グラフィック)ボタンを使用してグラフィカル コンソールにログインします)。
- Windows アプライアンスに管理者としてログインします。
- Windows Installer 4.5 および .NET Framework 3.5 SP1 の両製品についてインストールが完了していない場合は、今すぐインストールします。
- 使用可能なネットワーク設定で外部インターフェースを設定します(これは最初に列挙されているネットワーク インターフェースです)。
- [コントロール パネル] => [ネットワーク接続] => [ローカル エリア接続 X] => [プロパティ] => [インターネット プロトコル(TCP/IP)]にアクセスします。[次の IP アドレスを使う]をクリックし、グリッドで使用可能な値(IP アドレス、サブネット マスク、ゲートウェイ、DNS サーバ)を入力します。
- または、コマンド シェルで以下のコマンドを実行します。
- netsh interface ip set address name="Local Area Connection X" static [ip-address] [netmask] [gateway] 1
- netsh interface ip set dns name="Local Area Connection X" static [dns-ip]
- Internet Explorer を開いて Windows Installer 4.5 を検索し、ダウンロードしてインストールします(再起動はしません)。
- Internet Explorer を開いて .NET Framework 3.5 SP1 を検索し、ダウンロードしてインストールします(再起動はしません)。
- アプライアンスの仮想メモリを有効にします。コマンド シェルで、以下のように入力します。
- C:
- cd ¥WINDOWS¥system32
- cscript ./pagefileconfig.vbs /create /sys /vo d:
- アプリケーションを再起動します。
- 必要なバージョンの SQL Server 2008 をインストールします。 完全な配布ソースを使用する必要があります(ISO イメージまたは完全な再頒布可能パッケージ)。 SQL Server の展開可能なアーカイブをダウンロードしている場合は、D ボリュームにダウンロードおよび展開します。 ISO イメージを使用している場合は、個別のドライブとしてマウントすることも、D に展開することもできます。 そこから C にインストールできます(再配布可能な SQL Server 2008 Express 用のダウンロード リンク)。
- 以下のように再頒布可能パッケージを展開します。
- SQLEXPRADV_x86_ENU.exe /Q /X:D:¥
- 適切なバージョンの SQL セットアップ設定ファイル(ConfigurationFile_x86.ini/ConfigurationFile_x64.ini)を使用し、以下のようにインストールを起動します。
- setup.exe /q /action=Install /configurationfile=D:¥ConfigurationFile_x{86|64}.ini /MEDIASOURCE=D:¥ /sapwd="manager" /ASSYSADMINACCOUNTS="%COMPUTERNAME%¥Administrator" /SQLSYSADMINACCOUNTS="%COMPUTERNAME%¥Administrator" /TCPENABLED=1
MEDIASOURCE が SQL インストール フォルダのルートを指している必要があります。
- SQL msi をインストールします。 この自動実行インストーラは、シングルトンのデフォルト インターフェースを介してグリッド コントローラからダウンロードできます。 このインターフェースは、すでに DHCP によって正しく設定されています。
- コントローラの内部 IP アドレスを検索するには、コマンド ライン シェルで ipconfig /all を実行し、最後に列挙されているインターフェース(ローカル エリア接続 5 など)用の DHCP サーバの IP アドレスをメモしておきます。
- IE で http://IP-address:8080/download/ にアクセスし、最新の Windows SQL msi (SQL_Windows-1.0.6-1.msi など)をダウンロードします。
- msi ファイルを右クリックし、[対象をファイルに保存]を選択してファイルをデスクトップにダウンロードします。
- デスクトップ上で msi ファイルをダブルクリックしてインストールを実行します。
- msi ファイルを削除し、ごみ箱を空にします。
- IIS がインストールされた後で以下のフォルダを削除します(これらは破損したフォルダであり、後でボリュームのサイズを変更するために削除する必要があります)。
- WINDOWS¥assembly¥GAC_32¥System.EnterpriseServices¥2.0.0.0__b03f5f7f11d50a3a¥
- WINDOWS¥assembly¥GAC_MSIL¥IEExecRemote¥2.0.0.0__b03f5f7f11d50a3a¥
- ドライブ D のクリーンアップ: ConfigurationFile.ini を含むすべての SQL 関連インストール ファイルを削除します。
- Cygwin bash シェルで次のファイルを削除します: /appliance/passwd.stamp。これにより、アプライアンス インストール後の最初の起動時に新しい管理者パスワードが作成されやすくなります。
- アプリケーションを停止し、クラスを編集します。
- クラス アイコンの色を赤に変更します。
- クラス名を SQL08y に変更します。
- クラス記述を変更します(たとえば、 SQL サーバ アプライアンス - Windows Server 2003 Enterprise Edition R2 32/64 ビットおよび SQL Server 2008 Enterprise (v1.0.0-1)に基づく)
- クラス カテゴリをデータベース アプライアンスに変更します。
- 外部インターフェースを削除します。
- 端子を変更します。
端子名
|
方向
|
プロトコル
|
in
|
入力
|
任意
|
mon
|
出力
|
cce
|
- 以下のプロパティを追加します。
名前
|
タイプ
|
デフォルト
|
制約
|
read_only
|
文字列
|
off
|
on、off
|
max_connections
|
整数
|
(空)
|
最小 = 1、最大 = 999999
|
sa_password
|
文字列
|
(空)
|
|
user_db_name
|
文字列
|
(空)
|
|
user_login
|
文字列
|
(空)
|
|
user_password
|
文字列
|
(空)
|
|
- アプライアンス リソースを設定します。
リソース
|
最小
|
Express 最大
|
Enterprise 最大
|
デフォルト
|
CPU
|
0.1
|
1
|
8
|
0.25
|
メモリ
|
512 MB
|
1 G
|
64 G
|
1 G
|
帯域幅
|
1 Mbps
|
2 Gbps
|
2 Gbps
|
250 Mbps
|
- Web シェルから次のコマンドを実行して、シングルトンのブート ボリュームの健全性を確認することを推奨します: vol fscheck name_of_volume。
- SQL08y をカタログに移動します(3tera は system_ms を推奨しています)。
- これで、SQL08y アプライアンスを AppLogic アプリケーションで使用する準備ができました。