SQL08X/WG/D/W/S/E: Microsoft SQL Server データベース アプライアンス - インストール リファレンス

各 SQL08y アプライアンスは、以下の汎用的な Windows Server アプライアンスをベース クラスとして使用して構築されます。

まず、以下の説明に従って、Windows Server アプライアンスの WIN03y を作成します。

注: 以下の手順では、WIN03y の「y」というプレースホルダは、アプライアンス/アプリケーションのベースになる Windows エディションを表します(「S」は Standard、「DC」は DataCenter を意味します)。 SQL08y の「y」というプレースホルダは、アプライアンスのベースになる SQL エディションを表します(「X」は Express、「WG」は Workgroup、「D」は Developer、「W」は Web、「S」は Standard、「E」は Enterprise を意味します)。

Windows Server アプライアンス WIN03y を作成し、SQL08y アプライアンスを使用可能な状態に準備する方法

  1. WIN03y のインスタンスが含まれるアプリケーションを作成し、インスタンス(以下、シングルトンと呼びます)をブランチ化します。
  2. アプライアンスの作成プロセスをスピードアップするには、シングルトンのデフォルト リソースを cpu=1 および memory=1G に設定します。
  3. WIN03y ブート ボリュームのサイズを 8 GB に変更します。
  4. クラスを編集し、外部インターフェースを有効にします。
  5. クラスを編集し、必須プレースホルダ ボリューム(名前: data。D:¥ にマウント)を追加します。
  6. プレースホルダ ボリュームとして一時的に使用するアプリケーション ボリュームを作成します(ファイルシステム: ntfs03。サイズ:6 GB)。
  7. AppLogic GUI を使用して、アプリケーションを起動し、シングルトンのグラフィック コンソールを開きます([アプリケーション]タブでアプリケーションを選択し、ページの上部にある[ログイン](グラフィック)ボタンを使用してグラフィカル コンソールにログインします)。
  8. Windows アプライアンスに管理者としてログインします。
  9. Windows Installer 4.5 および .NET Framework 3.5 SP1 の両製品についてインストールが完了していない場合は、今すぐインストールします。
  10. アプライアンスの仮想メモリを有効にします。コマンド シェルで、以下のように入力します。
  11. アプリケーションを再起動します。
  12. 必要なバージョンの SQL Server 2008 をインストールします。 完全な配布ソースを使用する必要があります(ISO イメージまたは完全な再頒布可能パッケージ)。 SQL Server の展開可能なアーカイブをダウンロードしている場合は、D ボリュームにダウンロードおよび展開します。 ISO イメージを使用している場合は、個別のドライブとしてマウントすることも、D に展開することもできます。 そこから C にインストールできます(再配布可能な SQL Server 2008 Express 用のダウンロード リンク)。
  13. 以下のように再頒布可能パッケージを展開します。
  14. 適切なバージョンの SQL セットアップ設定ファイル(ConfigurationFile_x86.ini/ConfigurationFile_x64.ini)を使用し、以下のようにインストールを起動します。
  15. SQL msi をインストールします。 この自動実行インストーラは、シングルトンのデフォルト インターフェースを介してグリッド コントローラからダウンロードできます。 このインターフェースは、すでに DHCP によって正しく設定されています。
  16. ドライブ D のクリーンアップ: ConfigurationFile.ini を含むすべての SQL 関連インストール ファイルを削除します。
  17. Cygwin bash シェルで次のファイルを削除します: /appliance/passwd.stamp。これにより、アプライアンス インストール後の最初の起動時に新しい管理者パスワードが作成されやすくなります。
  18. アプリケーションを停止し、クラスを編集します。
    1. クラス アイコンの色を赤に変更します。
    2. クラス名を SQL08y に変更します。
    3. クラス記述を変更します(たとえば、 SQL サーバ アプライアンス - Windows Server 2003 Enterprise Edition R2 32/64 ビットおよび SQL Server 2008 Enterprise (v1.0.0-1)に基づく
    4. クラス カテゴリをデータベース アプライアンスに変更します。
    5. 外部インターフェースを削除します。
    6. 端子を変更します。

端子名

方向

プロトコル

in

入力

任意

mon

出力

cce

  1. 以下のプロパティを追加します。

名前

タイプ

デフォルト

制約

read_only

文字列

off

on、off

max_connections

整数

(空)

最小 = 1、最大 = 999999

sa_password

文字列

(空)

 

user_db_name

文字列

(空)

 

user_login

文字列

(空)

 

user_password

文字列

(空)

 

  1. アプライアンス リソースを設定します。

リソース

最小

Express 最大

Enterprise 最大

デフォルト

CPU

0.1

1

8

0.25

メモリ

512 MB

1 G

64 G

1 G

帯域幅

1 Mbps

2 Gbps

2 Gbps

250 Mbps

  1. Web シェルから次のコマンドを実行して、シングルトンのブート ボリュームの健全性を確認することを推奨します: vol fscheck name_of_volume。
  2. SQL08y をカタログに移動します(3tera は system_ms を推奨しています)。
  3. これで、SQL08y アプライアンスを AppLogic アプリケーションで使用する準備ができました。