IIS03W/IIS03S/IIS03E/IIS03DC: インストール リファレンス
各 IIS03y アプライアンスは、以下の汎用的な Windows Server アプライアンスをベース クラスとして使用して構築されます。
- IIS03W - WIN03W
- IIS03S - WIN0364S
- IIS03E - WIN0364E
- IIS03DC - WIN0364DC
まず、以下の説明に従って、Windows Server アプライアンスの WIN03y を作成します。
注: 以下の手順では、WIN03y と IIS08y の「y」というプレースホルダは、アプライアンス/アプリケーションのベースになる Windows エディションを表します(「S」は Standard、「E」は Enterprise、「DC」は DataCenter、「W」は Web を意味します)。
Windows Server アプライアンス WIN03 を作成し、IIS03y アプライアンスを使用可能な状態に準備する方法
- WIN03y のインスタンスが含まれるアプリケーションを作成し、インスタンス(以下、シングルトンと呼びます)をブランチ化します。
- アプライアンスの作成プロセスをスピードアップするには、シングルトンのデフォルト リソースを cpu=1 および memory=1G に設定します。
- アプリケーション エディタでシングルトンを選択します。
- [アプライアンス]メニューで[リソース]を選択します。
- 上に示したようにデフォルト リソースを変更します。
- 必要に応じて WIN03y ブート ボリュームのサイズを変更して、少なくとも 1 GB のディスク空き容量があることを確認します(Web シェルで vol resize コマンドを使用します)。
- クラスを編集し、外部インターフェースを有効にします。
- アプリケーション エディタでシングルトンを選択します。
- [アプライアンス]メニューで[境界の変更]を選択します。
- [インターフェース]タブを選択します。
- [Raw インターフェース]の[外部インターフェース]チェック ボックスをオンにします。
- AppLogic GUI を使用して、アプリケーションを起動し、シングルトンのグラフィック コンソールを開きます([アプリケーション]タブでアプリケーションを選択し、ページの上部にある[ログイン](グラフィック)ボタンを使用してグラフィカル コンソールにログインします)。
- Windows アプライアンスに管理者としてログインします。
- .NET Framework 3.5 SP1 をまだインストールしていない場合は、ここでインストールします。
- 使用可能なネットワーク設定で外部インターフェースを設定します(これは最初に列挙されているネットワーク インターフェースです)。
- [コントロール パネル] => [ネットワーク接続] => [ローカル エリア接続 X] => [プロパティ] => [インターネット プロトコル(TCP/IP)]にアクセスします。[次の IP アドレスを使う]をクリックし、グリッドで使用可能な値(IP アドレス、サブネット マスク、ゲートウェイ、DNS サーバ)を入力します。
- または、コマンド シェルで以下のコマンドを実行します。
- netsh interface ip set address name="Local Area Connection X" static [ip-address] [netmask] [gateway] 1
- netsh interface ip set dns name="Local Area Connection X" static [dns-ip]
- Internet Explorer を開いて .NET Framework 3.5 SP1 を検索し、ダウンロードしてインストールします。
- IIS コンポーネントをインストールします。
- [コントロール パネル] -> [プログラムの追加と削除] -> [Windows コンポーネントの追加と削除]に移動します。
- [アプリケーション サーバ]と[詳細]を選択し、以下をオンにします。
- アプリケーション サーバ コンソール
- ネットワーク COM+ アクセスの有効化
- [インターネット インフォメーション サービス(IIS)]の詳細セクションで、以下をオンにします。
- 共通コンポーネント
- ファイル転送プロトコル(FTP)サービス
- インターネット インフォメーション サービス マネージャ
- SMTP サービス
- [WWW (World Wide Web)サービス]の詳細セクションで、以下をオンにします。
- Active Server Pages
- リモート管理(HTML)
- WWW(World Wide Web)サービス
- 上に示されていないアプリケーション サーバ コンポーネントはすべてオフにします。
- IIS msi をインストールします。 この自動実行インストーラは、シングルトンのデフォルト インターフェースを介してグリッド コントローラからダウンロードできます。 このインターフェースは、すでに DHCP によって正しく設定されています。
- グリッド コントローラの内部 IP アドレスを検索するには、コマンド ライン シェルで ipconfig /all を実行し、最後に列挙されているインターフェース(ローカル エリア接続 5 など)の DHCP サーバの IP アドレスをメモしておきます。
- IE で http://IP-address:8080/download/ にアクセスし、最新の Windows IIS msi (IIS_Windows-1.0.0-1.msi など)をダウンロードします。
- msi ファイルを右クリックし、[対象をファイルに保存]を選択してファイルをデスクトップにダウンロードします。
- デスクトップ上で msi ファイルをダブルクリックしてインストールを実行します。
- msi ファイルを削除し、ごみ箱を空にします。
- IIS がインストールされた後で以下のフォルダを削除します(これらは破損したフォルダであり、後でボリュームのサイズを変更するために削除する必要があります)。
- WINDOWS¥assembly¥GAC_32¥System.EnterpriseServices¥2.0.0.0__b03f5f7f11d50a3a¥
- WINDOWS¥assembly¥GAC_MSIL¥IEExecRemote¥2.0.0.0__b03f5f7f11d50a3a¥
- Cygwin bash シェルで次のファイルを削除します: /appliance/passwd.stamp。これにより、アプライアンス インストール後の最初の起動時に新しい管理者パスワードが作成されやすくなります。
- アプリケーションを停止し、クラスを編集します。
- クラス アイコンの色を青に変更します。
- クラス名を IIS03y に変更します。
- クラス記述を変更します(たとえば、 Web サーバ アプライアンス - Windows Server 2003 Standard Edition R2 32/64 ビット(v1.0.0-1)に基づく。IIS と ASP.NET を含む)
- クラス カテゴリを Web サーバに変更します。
- プレースホルダ ボリュームを追加します(名前: content、マウント先: D:¥)。
- 外部インターフェースを削除します。
- 端子を変更します。
端子名
|
方向
|
プロトコル
|
in
|
入力
|
http
|
db
|
出力
|
任意
|
fs
|
出力
|
cifs
|
log
|
出力
|
cifs
|
aux
|
出力
|
任意
|
net
|
出力
|
任意
|
mon
|
出力
|
cce
|
- ネットワーク端子をゲートウェイとしてマークします。
- 以下のプロパティを追加します。
名前
|
タイプ
|
デフォルト
|
制約
|
content_on_fs
|
文字列
|
off
|
on、off
|
docs_dir
|
文字列
|
(空)
|
|
logs_enabled
|
文字列
|
off
|
on、off
|
logs_base_dir
|
文字列
|
/
|
|
index_files
|
文字列
|
default.htm default.asp default.aspx index.html
|
|
max_connections
|
整数
|
(空)
|
最小 = 1、最大 = 999999
|
idle_timeout_sec
|
整数
|
15
|
|
data_timeout_sec
|
整数
|
300
|
|
- リソースを設定します。
リソース
|
最小
|
IIS03W
|
IIS03S
|
IIS03E
|
IIS03DC
|
デフォルト
|
CPU
|
0.10
|
2 のインストール
|
4
|
8
|
32
|
0.25
|
メモリ
|
256 M
|
2 G
|
4 G
|
64 G
|
64 G
|
512 M
|
帯域幅
|
1 M
|
2 G
|
2 G
|
2 G
|
2 G
|
250 M
|
12. Web シェルから次のコマンドを実行して、シングルトンのブート ボリュームの健全性を確認することを推奨します: vol fscheck name_of_volume。
13. IIS03y をカタログに移動します(3tera は system_ms を推奨しています)。
14. これで、IIS03y アプライアンスを CA 3Tera AppLogic アプリケーションで使用する準備ができました。