最新バージョン: 4.0.2-1

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早見表 |
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カタログ |
ファイラ |
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カテゴリ |
ファイラ |
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ユーザ ボリューム |
あり |
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最小 メモリ |
160 MB |
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OS |
Linux |
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制約 |
なし |
Filer_Linux は、Linux ファイルシステムが存在するボリュームにファイルシステムレベルのアクセスを行えるようにするアプライアンスです。 Filer_Linux は、次の Linux ファイルシステムをサポートします。ext2、ext3、fat16、fat32、reiserfs、swap、ext3-snapshot (スナップショット対応の LVM を介した ext3)。また、以下の操作モードをサポートします。
手動モードの場合、Filer_Linux はそのデフォルト インターフェースを介してボリュームに GUI アクセスおよびルート シェルを提供します。 また、このモードの場合、Filer_Linux は、ユーザがボリューム間でファイルをコピーできるように外部ネットワーク アクセスをオプションで提供します。 手動モード操作は、1 つまたは 2 つのボリューム上で実行できます。
重要: ファイラ アプライアンスは、CA 3Tera AppLogic によって内部的に使用されます。通常の CA 3Tera AppLogic アプリケーションでは使用しないでください。
リソース
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リソース |
最小 |
最大 |
デフォルト |
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CPU |
0.05 |
0.05 |
0.05 |
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メモリ |
160 MB |
1 G |
512 MB |
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帯域幅 |
1 Mbps |
1 Mbps |
1 Mbps |
端子
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名前 |
方向 |
プロトコル |
説明 |
|
なし |
|||
外部インターフェースは有効です。 受信および送信トラフィックに使用されます。また、そのネットワーク設定はプロパティによって設定されます。 手動モードのみで使用され、他のすべてのモードでは設定されません。
デフォルト インターフェースは有効です。 メンテナンス用に使用されます。 また、手動モードでは、Web GUI にアクセスするために使用されます。
ユーザ ボリューム
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ボリューム |
説明 |
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src |
ファイルシステム レベルのボリューム コピーまたは 2 つのボリュームの管理に使用されるソース ボリューム。 Windows03 ファイラを除いて、常に読み取り専用でマウントされます。 |
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dst |
Filer_Linux がアクセスを提供するボリューム。 すべての操作はこのボリューム上で実行されます。 mount_mode プロパティが ro の場合は、fsck モードおよび手動モードで読み取り専用でマウントされ、それ以外の場合は、読み取り/書き込みとしてマウントされます。 すべてのモードで必須です。 |
プロパティ
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プロパティ名 |
タイプ |
説明 |
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mode |
enum |
ファイラ用の操作モード。 有効な値は、manual、format、fscopy、fsck、fsrepair です。 このプロパティは必須です。 |
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fs_type_src |
enum |
2 つのボリュームが管理されるときの src ボリューム上のファイルシステム。 有効な値については、「fs_type_dst」を参照してください。 2 つのボリュームが管理されるときにこのプロパティは必須です。それ以外の場合は、無視されます。 |
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fs_type_dst |
enum |
dst ボリューム上のファイル システム。 モードに応じて、現在 dst ボリューム上にあるファイル システムまたは dst ボリューム上でフォーマットするファイル システムのいずれかになります。 有効な値は、ext2、ext3、fat16、fat32、reiserfs、swap、ext3-snapshot です。 このプロパティは必須です。 |
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fs_options |
文字列 |
options=val ペアで、dst ボリュームをフォーマットするために使用される追加ファイルシステム オプション。 このプロパティはファイル システムに固有で、format または fscopy モードでのみ有効です。 各ファイル システムに有効なオプションについては、以下を参照してください。 デフォルト: (空) |
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mount_mode |
enum |
手動操作での dst ボリュームのマウント モード。 有効な値は rw、ro、none です。 値 none では、dst ボリュームをマウントしません。 デフォルト: ro |
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ip_addr |
ip_owned |
手動モードで外部インターフェースの IP アドレスを定義します。 0.0.0.0 に設定されている場合、外部インターフェースは使用されません。 デフォルト: 0.0.0.0(使用しない) |
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netmask |
IP アドレス |
手動モードで外部インターフェースのネットワーク マスクを定義します。 ip_addr が指定されている場合は、このプロパティを指定する必要があります。 デフォルト: 0.0.0.0 |
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gateway |
IP アドレス |
手動モードで外部インターフェース用のデフォルト ネットワーク ゲートウェイを定義します。 リモート ホストが同じサブネット上にある場合のみ、ブランクのままにできます。それ以外の場合は、指定する必要があります。 デフォルト: (空) |
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dns1 |
IP アドレス |
ドメイン名を解決するために、手動モードで使用されるプライマリ DNS サーバを定義します。 これにより、ユーザはボリュームとの間でファイルをアップロードまたはダウンロードするときに、ホスト名を指定できます。 デフォルト: 208.67.222.222(OpenDNS.org アドレス) |
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dns2 |
IP アドレス |
プライマリ DNS サーバが応答しない場合に使用されるセカンダリ DNS サーバを定義します。 デフォルト: 208.67.220.220(OpenDNS.org アドレス) |
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vol_name_src |
文字列 |
2 つのボリュームが管理されるときに、ファイラによってアクセスされる src ボリュームの名前。 デフォルト: (空) |
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vol_name_dst |
文字列 |
ファイラによってアクセスされる dst ボリュームの名前。 デフォルト:(空) |
操作モード
以下の表は、サポートされているそれぞれのファイル システムに有効なモードを示しています。
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format |
fscopy |
fsck |
fsrepair |
手動 |
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ext2 |
はい |
はい |
はい |
はい |
はい |
|
ext3 |
はい |
はい |
はい |
はい |
はい |
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fat16 |
はい |
はい |
はい |
はい |
はい |
|
fat32 |
はい |
はい |
はい |
はい |
はい |
|
reiserfs |
はい |
はい |
はい |
はい |
はい |
|
スワップ |
はい |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
はい |
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ext3-snapshot |
はい |
はい |
はい |
はい |
はい |
手動モードの場合:
ファイルシステム オプション
このセクションでは、Filer_Linux によってサポートされている各ファイル システム用のファイル システム オプション(fs_options で指定されているとおりの)をリストします。
data_percentage: 整数、データの格納に使用されるボリュームの割合、スナップショット用の残りのボリューム部分。 デフォルト: 80 (ボリュームの 80% はデータ向け)
インターフェース
ファイラ アプライアンスは、そのデフォルト インターフェース上で HTTP インターフェースを提供し、非手動ボリューム操作でのステータスを収集したり、手動モードのときに Web GUI にアクセスしたりできるようにします。 以下の機能が URL によって利用可能です。
Web GUI
ファイラ アプライアンスでは、eXtplorer という名前の Web ベースのファイル マネージャを使用して、ボリュームへの Web GUI アクセスを提供します(手動モードでのみアクセス可能)。 eXtplorer は、GNU GENERAL PUBLIC LICENSE バージョン 2 の下でリリースされます。 ファイラで使用される eXtplorer のバージョンは変更されました。 eXtplorer では、以下の変更が行われました。
eXtplorer ボリューム ブラウザ GUI の参照情報はここにあります。
eXtplorer のライセンスおよび元の未変更の eXtplorer のソースは、/mnt/monitor/.volume_browser/LICENSES/ 内のファイラ アプライアンスにあります。
以下のセクションでは、典型的なユーザ ケースとともに Filer_Linux の設定について説明します。
ボリュームのフォーマット
例:
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プロパティ名 |
値 |
説明 |
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mode |
format |
ボリュームのフォーマット |
|
fs_type_dst |
reiserfs |
reiserfs でボリュームをフォーマット |
Filer_Linux は、dst ボリュームに対して mkfs を実行し、reiserfs のファイルシステム タイプを指定します。
ext3-snapshot ボリュームのフォーマット
例:
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プロパティ名 |
値 |
説明 |
|
mode |
format |
ボリュームのフォーマット |
|
fs_type_dst |
ext3-snapshot |
スナップショットを使用した LVM 上の ext3 によるボリュームのフォーマット(つまり、2 つのパーティション) |
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fs_options |
vol_group_name=VGVOL data_percentage=75 |
ボリュームの 75% はデータです |
Filer_Linux は、dst ボリューム上で VGVOL という名前のボリューム グループを作成します。 さらに、ボリューム グループで data という名前のパーティションを作成します。 このパーティションでは、dst ボリューム上の領域の 75% を使用し、ext3 でフォーマットされます。 その他のパーティションはスナップショット向けで、snap と命名されます。
ファイルシステム レベルのボリューム コピー
例:
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プロパティ名 |
値 |
説明 |
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mode |
fscopy |
ファイルシステム レベルのボリューム コピー |
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fs_type_dst |
ext3 |
ext3 による宛先ボリュームのフォーマット |
Filer_Linux は、mkfs を使用して dst ボリュームを ext3 にフォーマットします。 その後に src ボリュームを読み取り専用でマウントし、dst ボリュームを読み取り/書き込みとしてマウントします。 最後に、Filer_Linux は、cp を使用して src ボリュームのコンテンツを dst ボリュームにコピーし、両方のボリュームをマウント解除します。
ファイルシステム チェック
例:
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プロパティ名 |
値 |
説明 |
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mode |
fsck |
ファイルシステム チェック |
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fs_type_dst |
fat32 |
チェックするボリュームに fat32 があります。 |
Filer_Linux は dst ボリューム上で fsck を実行します。
repair によるファイルシステム チェック
例:
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プロパティ名 |
値 |
説明 |
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mode |
fsrepair |
repair によるファイルシステム チェック |
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fs_type_dst |
fat32 |
チェックして修復するボリュームには fat32 があります |
Filer_Linux は dst ボリューム上で repair オプションによる fsck を実行します。
ボリュームへのユーザレベルのアクセス
例:
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プロパティ名 |
値 |
説明 |
|
mode |
手動 |
ボリュームへのユーザレベル アクセスを提供します |
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fs_type_dst |
ext3 |
ボリュームに ext3 があります |
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mount_mode |
rw |
ボリュームへの読み取り/書き込みアクセス |
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ip_addr |
192.168.123.100 |
外部インターフェース用の IP アドレス |
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netmask |
255.255.255.0 |
外部インターフェース用のネットマスク |
|
gateway |
192.168.123.1 |
外部インターフェース用のゲートウェイ |
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dns1 |
192.168.123.254 |
DNS サーバ |
Filer_Linux は、/mnt/vol に dst ボリュームリューム read/write をマウントします。 その後、eXtplorer GUI を起動して sshd を開始します。その結果、ボリュームにユーザ ルート アクセス権が提供されます。 GUI には、デフォルト インターフェースからアクセスできます。ボリュームとの間のファイル送信は、外部インターフェースを介して行われます。
Linux Filer は Ubuntu 7.04 に基づきます。
手動モード以外では、SSH も GUI アクセスも行われません。
アプライアンスの内部で使用されるサードパーティ オープンソース ソフトウェア
Filer_Linux では、Ubuntu 7.04 のベース OS インストールに加えて、以下のサードパーティ オープン ソース パッケージを使用します。
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ソフトウェア |
バージョン |
変更 |
ライセンス |
|
apache2 |
2.2.3-3.2build2 |
あり |
Apache |
|
apache2-mpm-prefork |
2.2.3-3.2build2 |
あり |
Apache |
|
apache2-utils |
2.2.3-3.2build2 |
あり |
Apache 2.0 |
|
apache2.2-common |
2.2.3-3.2build2 |
あり |
Apache 2.0 |
|
libapache2-mod-php5 |
5.2.1-0ubuntu1.6 |
なし |
PHPv3.01 |
|
lftp |
3.5.6-1build1 |
なし |
GPLv2 |
|
ncftp |
3.2.0-1 |
なし |
明確化されたアーティスティック ライセンス |
|
lvm2 |
2.02.06-2ubuntu9 |
なし |
GPLv2 |
|
eXtplorer |
2.0.0_RC1-15 |
あり |
GPLv2 |
|
ubuntu-7.04-desktop-i386.iso |
7.04 |
なし |
Ubuntu |
|
openssl |
0.9.8c-4build1 |
なし |
BSD |
|
ca-certificates |
20061027 |
なし |
MPL v1.1 |
|
libcurl3 |
7.15.5-1ubuntu2 |
なし |
MIT |
|
curl |
7.15.5-1ubuntu2 |
なし |
MIT |
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